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03月13日-06号

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  1. 益田市議会 2007-03-13
    03月13日-06号


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    平成19年第446回 3月定例会                平成19年3月13日                 (議事日程第6号)              ~~~~~~~~~~~~~~~ 本日の議事日程(予算質疑)第1 議第 2号 平成19年度益田市一般会計予算第2 議第 3号 平成19年度益田市施設貸付事業特別会計予算第3 議第 4号 平成19年度益田市介護保険特別会計予算第4 議第 5号 平成19年度益田市国民健康保険事業特別会計予算第5 議第 6号 平成19年度益田市老人保健特別会計予算第6 議第 7号 平成19年度益田市飲料水供給施設事業特別会計予算第7 議第 8号 平成19年度益田市簡易水道事業特別会計予算第8 議第 9号 平成19年度益田市国営土地改良事業特別会計予算第9 議第10号 平成19年度益田市市有林事業特別会計予算第10 議第11号 平成19年度益田市造林受託事業特別会計予算第11 議第12号 平成19年度益田市匹見財産区特別会計予算第12 議第13号 平成19年度益田市農業集落排水事業特別会計予算第13 議第14号 平成19年度益田市公共下水道事業特別会計予算第14 議第15号 平成19年度益田市益田駅前地区市街地再開発事業特別会計予算第15 議第16号 平成19年度益田市駐車場事業特別会計予算第16 議第17号 平成19年度益田市土地区画整理事業特別会計予算第17 議第18号 平成19年度益田市水道事業会計予算              ~~~~~~~~~~~~~~~ 会議に付した事件本日の議事日程のとおり              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席議員(39名)1 番   植 木   勇 君          2 番   永 見 おしえ 君3 番   弘 中 英 樹 君          4 番   林   卓 雄 君5 番   大久保 五 郎 君          6 番   福 原 宗 男 君7 番   宮 内 智 士 君          8 番   野 村 良 二 君10 番   加 藤 重 幸 君          11 番   木 原 元 和 君12 番   寺 井 良 徳 君          13 番   山 根 哲 朗 君14 番   小 原 美智子 君          15 番   平 谷   昭 君16 番   河 野 健 輔 君          17 番   澁 谷   勝 君18 番   石 田 米 治 君          19 番   波 田 英 機 君20 番   岡 田 正 隆 君          21 番   河 野   裕 君22 番   寺 戸   宏 君          23 番   安 達 幾 夫 君25 番   渡 辺   勲 君          27 番   佐々木 惠 二 君28 番   草 野 和 馬 君          29 番   堀 江 清 一 君30 番   久 保 正 典 君          31 番   長谷川   昇 君32 番   領 家   進 君          33 番   藤 本   毅 君34 番   藤 谷 一 剣 君          35 番   大久保   稔 君36 番   大 畑 茂三郎 君          37 番   右 田   明 君39 番   岡 藤 英 作 君          40 番   高 岡 孝 美 君41 番   大 石 健 司 君          42 番   前 田   士 君43 番   山 崎 一 美 君              ~~~~~~~~~~~~~~~ 欠席議員(2名)9 番   松 崎 友 一 君          24 番   中 島 平 一 君              ~~~~~~~~~~~~~~~ 出席した議会事務局職員局長       岩 本 清 治        次長       福 原   司係長       永 岡 克 広              ~~~~~~~~~~~~~~~ 説明のため出席した者市長       牛 尾 郁 夫 君    助役       齋 藤   眸 君収入役出納室長事務取扱           教育長      陶 山   勝 君         屋 敷 靖 征 君総務部長     笹 川   清 君    地域振興部長   盆子原   崇 君福祉環境部長   石 本 建 二 君    保健センター長  岩 本 のりこ 君農林水産部長   永 岡 幸 三 君    商工観光部長   島 田   修 君建設部長     石 川   保 君    水道部長     渡 辺 一 馬 君美都総合支所長  澄 出 正 義 君    匹見総合支所長  渡 辺   隆 君教育次長     領 家 貞 夫 君    消防長      原 田   博 君総合政策課長   柳 井 孝 雄 君    財政課長     田 中   敦 君人事課長     堀 部 利 幸 君    契約・管理課長  河 野 昌 之 君税務課長     右 田 久 雄 君    地域振興課長   長 戸 保 明 君情報政策課長   矢 冨 剛 志 君    市民課長     豊 田 忠 作 君保険課長     寺 戸 紳 児 君    生活福祉課長   大 畑   強 君介護福祉課長   村 上 三恵子 君    子育て支援グループ長                               田 原 佳 子 君健康増進グループ長             環境衛生課長   下 瀬 俊 明 君         福 原 義 貞 君農林水産課長   中 島 浩 二 君    農村整備課長   長谷川 有 三 君企業誘致課長   田 中 康 博 君    商工振興課長   堀 江 勝 幸 君交通観光課長   矢 冨 晃 三 君    交通観光課主査空港対策室長事務取扱                               高 橋 和 則 君都市整備課長   吉 村 浩 司 君    土木課長     下 瀬 茂 美 君建築課長     松 本   正 君    下水道課長    吉 部 和 志 君機動管理課長   石 田 佳 夫 君    水道業務第2課長 田 庭 友 美 君文化振興課長   安 達 正 美 君    市民学習センター長領 家 哲 也 君農委事務局長   田 原 英 夫 君    選管事務局長   大 達   務 君監査公平局長   梅 津 博 之 君    美都総合支所次長兼・地域振興課長                               大 石 康 人 君匹見総合支所次長兼・地域振興課長      美都総合支所住民福祉課長         籾 田 知 宏 君             塩 道 和 則 君匹見総合支所住民福祉課長          美都総合支所経済課長         大 谷 良 樹 君             斎 藤 清 一 君美都総合支所建設課長            匹見総合支所建設課長         河 野 正 憲 君             斎 藤 幸 士 君久城が浜センター所長            人権センター館長 中 島 五十鈴 君         岡 崎   勉 君農業担い手支援センター室長         学校給食共同調理場長         川 原 敏 之 君             岸 田 智津子 君教育総務課課長補佐林   光 明 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前9時0分 開議 ○議長(植木勇君) おはようございます。 直ちに本日の会議を開きます。 これより予算質疑を行います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 議第2号 平成19年度益田市一般会計予算 ○議長(植木勇君) 日程第1、議第2号平成19年度益田市一般会計予算を議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑は歳出から款ごとに行います。後戻りのないよう議事進行に御協力をお願いいたします。 なお、質疑に当たってはページをお知らせの上、質問を願います。 それでは、款1議会費について、168ページ、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で議会費を終わります。 款2総務費について、169ページから187ページまで、質疑はありませんか。 12番 寺井良徳君。 ◆12番(寺井良徳君) 172ページでございますけども、総務費の財産管理費ということで、庁舎の清掃業務委託料ということで、3,365万円ということで出ておりますが、措置されておりますけども、これ、以前、昨年も庁舎の警備、それから庁舎の清掃、それから、電気の保安を一括してということでございましたけども、今回も多分恐らくそうだというふうに思いますが、かなり金額が大きい金額でございますので、この辺の内訳ということはできなかったものかということと、もしわかれば、内訳の方を御説明していただきたいと思います。 ○議長(植木勇君) 河野契約・管理課長。 ◎契約・管理課長(河野昌之君) 内訳でございますけども、庁舎の警備業務委託料が1,722万円でございます。それから、庁舎の清掃業務が808万5,000円でございます。それから、し尿処理浄化槽等の業務委託が141万8,000円。それから、電気保守業務委託が49万2,000円。それから、電話の設備補修委託が69万3,000円というふうになっております。なお、庁舎の警備と清掃業務につきましては長期契約ができることによりまして、3年間の長期契約ということにしております、18年度から。 以上です。 ○議長(植木勇君) 12番 寺井良徳君。 ◆12番(寺井良徳君) ありがとうございました。 できれば、金額が大きい金額でございますので、内々を出していただければと思います。 ○議長(植木勇君) 37番 右田 明君。 ◆37番(右田明君) 169ページの行財政改革推進経費がここに出ております。市長においては非常事態宣言から、なおかつ財政の健全化3カ年プランをつくっておるわけでございますが、この行財政改革推進経費において、どのような進め方を今回はなされるわけですか。特に一般質問で申しましたが、国においては2008年の決算から健全化法案という形で内閣の閣議決定も、もう9日になされたところでございますが、その辺のことも踏まえての審議があるわけですか、どうなんでしょう。 ○議長(植木勇君) 柳井総合政策課長。 ◎総合政策課長(柳井孝雄君) 行財政改革推進経費につきましては、行革プラン大綱の実施状況をチェックしていただくことによりまして、それと、進行管理を行っていただくということで、委員さんの審議会の開催経費として5回を想定しておるところでございます。 ○議長(植木勇君) 37番 右田 明君。 ◆37番(右田明君) そうしますと、行財政推進改革の第4次行財政改革審議会の答申が出ておりますね。それをあくまでも見ていくわけで、昨今の国における状況、そういうことは今回は配慮せずに、あくまでも第4次行革審の答申に基づいての進行状況を見ていくと、そういうことでいいわけですか。 ○議長(植木勇君) 笹川総務部長。 ◎総務部長(笹川清君) おはようございます。 右田議員おっしゃいますように、この問題についての経費そのものについては、先ほど総合政策課長からありましたとおりでございますが、問題はこのローリングをどうするかという問題でございますが、現在のところは進行管理という形で進めておりますが、2カ月に1回の開催で進行管理をしております。この任期が9月までということになっておりますので、その進行の状況によっては、ローリングをどう見るかということについては、最終段階では任期がえの前には検討しなきゃならんというふうに思っております。 ○議長(植木勇君) 37番 右田 明君。 ◆37番(右田明君) わかりました。 各自治体で本当に、この健全化法案がこういう形になっておりますので、かなり取り組みが急がれておるような要素もございます。特に今回の場合は連結決算しますので、例えば介護保険、国民健康保険、これが黒字ならいいですが、赤字なら、その数字もみんな入ってきます。第三セクターでの決算の状況も入ってきます。そういうふうに、自治体によっては早くからそういうことを取り組んでおる自治体、今多いわけでございます。特に市によっては、俗にいう、いつも赤字が多い市営バスを持っておるとことか、例えば病院を持っているとこ、そういうとこはいち早く民間にお願いしようじゃないかと、経営をゆだねようじゃないかというような動きもあるわけでございますので、やはり益田市としても各会計、決算、これから監査委員が非常に重要になってきておるわけでございますが、そういう各会計でのその決算状況、それと同時に益田市が抱えておる第三セクター、これの状況。まだ指標は出ておりませんが、その辺をしっかりと今、手を打たないと、ふたをあけたら、表向き黒字で来ておったが、連結をしたときにぽんと赤字に変わるというような要素が十分考えられることもあるわけですので、その辺をしっかり考慮して進めていただきたい、そのように思っております。 決意のほどをよろしくお願いします。決意というか、今の感。
    ○議長(植木勇君) 決意をお願いします。笹川総務部長。 ◎総務部長(笹川清君) 実はおっしゃいますように、交付税についても実は頑張るところというのは、要するに行革を進めておるところについては配分すると。そのパーセントをどの程度にするかということについても議論されております。それから、連結決算の問題についても、一般質問等でもございましたように、20年度ということにはなっておりますが、当面の益田市の現在の状況における連結決算した場合の状況はどうなのかということについては、私どもも財政課と協議をいたしておりまして、できればそれまでに現在の状況における益田市の状況を把握したいという意味もございますので、外へ出す、出さんは別にして、内部としては、その協議を進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(植木勇君) 8番 野村良二君。 ◆8番(野村良二君) 各款に関係するわけですけれども、人件費のことについてちょっとお聞きしたいので、主に最後の276ページからの明細書等に関連しますが。 まず1点。278ページに、職員手当のところに超過勤務手当があるわけですけれども、これに関連して全ページに内訳が書いてあります。ことしは選挙がある関係でふえるとは思っとるんですけれども、18年度については補正予算でかなりの増額がなされておりますけれども、19年度もまた、これに対して多分あるだろうと思いますけれども、これはやはりとりあえずの金額なんでしょうか。 それと、給与の項で、人事異動によるものとして減となっておりますけれども、これは新陳代謝といいますか、退職されて若い者が入ってこられた関係というふうに受け取っていいのでしょうか。 それと、281ページ。そこに昇給が書いてありまして、19年度について、かなりパーセントが上がっています。去年がなかって、ことしあるというふうに受け取るんですけれども、年度でこういうふうに変わるというのがどうなのかなという気がしますが、理由があったら教えていただきたいということです。 それと、次には、予算の方の170ページに、19年度については特別職の報酬審議会がことし行われるようになっておりますけれども、どういう項目で、どういう目的で諮問されるのか、わかれば教えていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(植木勇君) 田中財政課長。 ◎財政課長(田中敦君) それでは、私の方からは超過勤務手当についてお答えいたします。 現在、付表の中では超過勤務手当8,500万円を計上しておりますけれど、普通、超過勤務手当を、昨年も補正したということで、今回、この当初予算ではどういう考えをもってこの金額が出ているかということだろうと思いますけれど、超過勤務手当を幾らに、決算見込みを幾らと考えるかというのが非常に難しいわけでございます。それで、私たちが参考書としております財政関係の書籍の中に、超過勤務手当は当初予算にはどういうふうに計上すべきなのかという問いに対して、おおむね給料の3%というような目安が示してあるところなんです。それで、財政の方といたしましても、その当初予算ではおおむね給料の3%を目安として、この分がおおむね5,500万円であると。それと、先ほど議員さんが言われました、今年度選挙がございます。その選挙の執行分に対して超過勤務が発生いたしますので、それがおおむね3,000万円であるということから、合わせて8,500万円の超過勤務手当を計上しておるところでございます。 超過勤務手当については以上でございます。 ○議長(植木勇君) 堀部人事課長。 ◎人事課長(堀部利幸君) 私の方からは給料の部分について、まずお答えいたします。 人事異動によるものというふうに説明してありますが、申しわけありません、この分については、ちょっと後で詳しく調べて報告させてもらいたいと思います。 それから、昇給の関係です。これにつきましては平成17年度の人事院勧告のときに、17年度の人事院勧告と18年度の人事院勧告が一緒に出ました。18年度当初予算のときには、要するに18年度から給与構造改革というものがありまして、給料表ががらっと変わりましたけれども、それで、実際に昇給がどのようになるかということが予算編成時点ではっきりわかりませんでしたので、実際には2号給で53人しか上がらないというふうな、そういう取りまとめにしてあります。ことしの場合は、もう18年度からの給与構造改革の分がはっきりしていますので、2号給上がる人、3号給上がる人、4号給上がる人というぐあいにもうはっきりしていますから、こういうふうに数字を実際に入れております。 それで、実際に昇給がありましても、前年度の人事院勧告のときに、平均で18年度は4.8%給料が下がりました。下がる人については現給補償ということがありましたので、実際には、昇給があっても今の現給補償の方が高いという部分がありますので、原資の方にはほとんど影響しないという部分があります。 それから、あとは特別報酬審のことだったと思いますけども、特別報酬審につきましては、平成16年の合併のときに報酬審議会を開いておりまして、ことしで3年目になります。今年度特別報酬審議会を開く予定になっておりますので、その審議委員さんの報酬と旅費ということになります。 以上でございます。 ○議長(植木勇君) 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) 170ページです。これ、臨時職員の雇上経費ということで、2,437万4,000円が計上されております。平成18年度は1,630万6,000円、13人で予算計上して、補正で26人というふうになっておりますが、臨時職員を何名雇用する予定として、この予算計上がしてありますでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(植木勇君) 堀部人事課長。 ◎人事課長(堀部利幸君) 臨時職員の雇用経費ですけども、これにつきましては、人事課サイドで見る臨時職員の雇用経費でございまして、中身的には育児休業の関係とか、産休の関係の臨時職員と、あと、欠員職場の関係がちょっとありますので、そういう関係の臨時職員で、合計で13人分見てあります。 ○議長(植木勇君) 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) 昨年度13人で、結局、補正で26人になっておるわけですが、こうした厳しい財政の上で、できるだけ切り詰めた雇用をすべきと思いますが、ぜひともそのことを考えていただきたいというふうに思います。 ○議長(植木勇君) 田中財政課長。 ◎財政課長(田中敦君) 先ほど野村議員さんからの質問の中で、付表の給与のその他増減分のことで質問がございまして、調査の後というふうに人事課長の方からお答えいたしましたが、これにつきましては、一般会計及び特別会計等の人の動きによりましての調整でございます。特別会計はその事業が終わりますと、その職員を皆引き揚げますので、そういう大きな異動が生じるところでございます。 以上です。 ○議長(植木勇君) 8番 野村良二君。 ◆8番(野村良二君) そうすれば、新陳代謝による給与の分で大きく変わるということはないんですかね。例えばこの間、広域の議会のときにはそういう項目でかなり減っとったわけですね、19年度予算が。一般会計ではそういう何はないということで、ただ人事異動だけでこれだけの額が減るということで理解していいんですね、それじゃあ。 ○議長(植木勇君) 田中財政課長。 ◎財政課長(田中敦君) 申しわけございません。新陳代謝も含まれております。申しわけございません。 以上です。 ○議長(植木勇君) 23番 安達幾夫君。 ◆23番(安達幾夫君) 175ページの地域活性化事業の補助金ということで、800万円組んであります。これは美都・匹見地域の活性化を図るということで、住民意識の取り組みについての支援ということでありますが、その方法と、どういう支援の仕方をするかということであります。 と、もう一つは、同じページの上から3番目に、地区振興センターの経費として2,745万円組んでありますが、これは活動費等々が含まれておりますし、地区の公民館活動の補助金としても、その経費が含まれているということでありますが、その辺の絡みはないのかということであります。 それから、もう一つ別な問題ですが、176ページ、グラントワ夢と未来の創造事業の補助金ということでございます。これはテレビ、ラジオ等に番組の誘致をするということであろうと思いますが、どんな経費に使われるのかということをお尋ねいたします。 ○議長(植木勇君) 長戸地域振興課長。 ◎地域振興課長(長戸保明君) それでは、地域振興課の方から地区振興センター経費について、まずお答えをいたします。 これにつきましては2,745万円でございますけども、この中には地域づくりの支援事業補助金、そのほか運営経費も含めて計上いたしております。 それから、もう1点、グラントワ夢と未来の創造事業補助金でございます。これにつきましては公開放送、そうしたものの経費といたしまして、負担金という形で計上いたしているところであります。 ○議長(植木勇君) 大石美都総合支所次長。 ◎美都総合支所次長(大石康人君) それでは、地域活性化補助金につきまして説明をさせていただきます。 これは17年度、18年度ということで、今年度3年目になりますけれども、特には地域活性化に資するもの、あるいは文化財の保護なり、伝承なりというようなことに対しまして補助をいたしておりまして、美都地域の場合は17年度で440万円、18年度で500万円ということで、19年度は400万円を予定いたしております。 ○議長(植木勇君) 籾田匹見総合支所次長。 ◎匹見総合支所次長(籾田知宏君) 匹見地域の活性化補助金につきましても美都地域と同じような形で、400万円を18年度予算化いたしております。 ○議長(植木勇君) 18番 石田米治君。 ◆18番(石田米治君) 183ページから184ページなんですが、これは国庫支出金で、国や県から委託されたもので、一般財源には直接は関係ないとはいえ、選管の局長にお尋ねしますが、開票事務、それは中腰でやっておりますね、今の事務が。それは下にげたを履かせて高くして事務処理をするとか、これは一般財源でないですから、いいようなものでありますけど、これは明くる日の職員の労働にも、勤務にも関係してくると思うんですよ。中腰で処理しとるでしょう。何らかのやっぱり工夫をやる必要があるのではないかと思いますが、何かお考えありますか。 ○議長(植木勇君) 大達選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(大達務君) この件につきましては、石西県民文化会館のショーなんかに使う台座ですね、ちょっと30センチばかりの。それを13個ぐらいそろえて、机の下に履かせる考えでおります。 ○議長(植木勇君) 18番 石田米治君。 ◆18番(石田米治君) やはりこれは選挙事務だけじゃなしに、今の状態で事務処理がきっちりいっているかという。というのは、先ほど申しましたが、いろんなやっぱり明くる日の勤務に関係してくると思うんですよね。これは選管のみならず、各課とも今の状態でいいのかというものを、やっぱりもう一度見直していただくと。そのようにお願いします。これはもう国庫金ですから、一般財源でないとはいえ、これは大事なことなんですよね、労働環境に。ぜひとも、総務部長どうですか。 ○議長(植木勇君) 笹川総務部長。 ◎総務部長(笹川清君) 私の方も開票の責任者として立ち会いますので、発言をしたいと思いますが、この問題につきまして、開票事務につきましては、どういう形で動線を動かすのが一番ベストで、一番早いかとかですね、そういうことについての議論を我々もやっておりますし、具体的にどういう動線で動いて、それに対して、どれだけの人数掲げながら次の場所に移ったのが一番スムーズにいくかという形のものを検討しておりますが、ただ、台を設置するということになると、この動線との絡み、そういったものもきちっと把握しないと、かえってそれによって事務が遅くなるというようなことも考えられますので、この点については即座に台を用意してというようなことにはならないと私どもは思っておりますが、おっしゃいますように労働環境の問題からいきますと、実はこれが毎日連続でやるということになると、確かに影響が出てくると思いますが、何時間かの時間ですので、できるだけスムーズにやるように私ども心がけていきたいと思いますので、そういった意味における検討は十分していきたいというふうに思っております。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) 私は予算特別委員会へ所属しておりませんので、この場で数点お尋ねをいたします。 国もいろいろ制度改正し、また、官から民ということで、なかなか市長も市政運営が大変だということもよく理解をいたしておりますけども、どうもこの4日間の一般質問を聞いておりましても、このままいくと、少子高齢化はますます進むなと、これは何も市長だけの責任ではないんです。もう国がそういう方針でやって、それに従っていけば、行き着くところは行き着くのだなという、つくづくもう本当に情けない思いをしております。 そういうことで、まず地域振興費についてお尋ねいたします。きのうの答弁の中で嘱託職員が133名、この地域振興費のところで嘱託職員が初めて出てきますので、これ、特別会計も全部一緒にお尋ねいたしますけども、133人という答弁がございましたけども、嘱託職員は1年契約で、また再任用もできるというようにありますけども、私が思いますのに、これが1年、2年でない、ずっと常態化しとるんではないんかと思いますけども、まず、そこら辺からお尋ねをいたします。 ○議長(植木勇君) 堀部人事課長。 ◎人事課長(堀部利幸君) 嘱託職員のことについてですけども、言われるように、何年間か継続して雇用をしている職員がかなりおられるというふうに思っております。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) では、続けてこのまま嘱託職員のことで確認をいたしますけども、きのうも少し議題になっておりましたけども、嘱託職員は16日が基本ですけども、日数は月にしてオーバーできるんですか。あわせて時間外というものは認めていただけるんですか、どうなんでしょう。 ○議長(植木勇君) 堀部人事課長。 ◎人事課長(堀部利幸君) 日数ですけども、8時間働くとすれば、基本的に16日です。特に地区振興センターなどにおきましては、日数が16日ではおさまらないという部分もあったりしまして、16日掛ける8時間の128時間の範囲で、いわゆる1日に例えば6時間働くとすれば、日にちはふえると。128時間の範囲で働いてもらうということもあり得ます。 それから、超過勤務につきましては、基本的に報酬ですので超過勤務手当はつきません。嘱託職員さんについては報酬です。それで、今16日勤務で基本的に13万円という額になっておりますけども、取り決めといたしましては、8日以上出勤されれば全額出すという基本的な考え方を持っております。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) ちょっと人事課長、おかしくないですか。きのうも16日を超えて勤務すると、それは時間の144時間ですが、八八、六十四の8、144時間ですか。 ◎人事課長(堀部利幸君) 128時間です。 ◆39番(岡藤英作君) 16だからね、124か、124時間ですね。八六、四十八。それをあくまでも超えませんか。超えとるんですよ。超えていて、時間外手当は出さない。これ許されるんですか。まず、これ確認しましょう。 ○議長(植木勇君) 堀部人事課長。 ◎人事課長(堀部利幸君) 基本的には128時間の範囲におさめてもらうということで、指導してもらうしかないと思っておりますけども。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) これ、人事課長だけでなしに地域振興部も、それから教育委員会もそうですよ。恐らくきのうの話にもありましたけども、地区振興センター、公民館併設、ここの嘱託職員はとても16日の128時間ではおさまっていませんよ、皆さん、そうでしょう。全部サービスなんですよ。 今、格差社会ということを盛んに言われておりますけども、市長もこのたびの一般質問の答弁で、職の確保と安定した職を云々と答弁しておられましたけども、それは民間会社へだけお願いするんですか。私は行政も率先して、そういう安定した職につながる方策をとるべきだと思うんですよ。そして、民間にも引っ張っていくような気持ちで取り組むのが市政のあるべき姿だろうと思うんですが、市が率先してこういうことをやって、たくさんの誘致企業をお願いして、来ていただいて、助成金も出しておりますよ。出して、皆さんにやってください、やってください。ところが、この民間も幾つかふえてきましたが、なかなか労働条件厳しいものもございます。 職員だけがいい思いをするのではなしに、今のこの嘱託職員の皆さんも一生懸命仕事をしていただかないと、この市政が回らんでしょう、動かんでしょう。それが本当に臨時的に、半年とか1年ですっぽりおさまるんならいいけども、初めに言われたように、もう3年も4年もその職をずっとやっていただいて、給料は13万円でずっと据え置き。しかも、128時間は超えても、その128時間というのも私、これ非常に不満なんですけどもね、今の16日でなしに、128時間。時間でやるから都合のいいときに、夜間に3時間、土日祭日に5時間とか、都合よく一番使いやすいように使っていっておいて、非常に低条件で使われるんですよ。市長、これ、矛盾を感じられませんか。 ○議長(植木勇君) 牛尾市長。 ◎市長(牛尾郁夫君) 確かに今、嘱託職員という制度上の存在と、そして、その実態とにおいて必ずしも一致してないところがあると、そういう点については認めているわけでありますし、そのあたりのところは矛盾と言えば矛盾があるということでございます。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) 教育長、お尋ねいたします。19年度からいよいよ地区振興センターの職員の引き揚げが始まりますね。そうすると、館長と嘱託職員2ないし3名で、社会教育、生涯学習と非常に重要な部分と行政事務の一端も請け負いながら、きちんと今言った問題、対応できますか。何でこんなこと言うかといったら、一つ例を挙げますけども、ふれあいホールですね、特定施設管理組合の職員が今年度末まで7人おったのが、とうとう今年度末で60にならないうちに全員がもう、組合解散になるんですから、おりたくてもおれませんよね。それ、2名の人がそこへ残って、社会教育、生涯学習活動を一生懸命やって、イベントがあれば、照明のあれもずっと講習行ってやっと身につけられたもの、それまで切り捨てですよ。新年度からこれもどうされるのかな、外部委託で、そのイベントがあるとき、照明だけはだれか雇い上げられるのかなといって心配もしておりますけれどもね。過去20年を超える経験を持って、これ一筋に取り組んできた方を、組合解散して、本人らも16日の13万円では生活できないからと、もう全部退職するんですけどもね。新たに今、募集されています。素人がぽっとやってきてですよ、館長とでこういった重要な部分がやっていけると思われますか。 ○議長(植木勇君) 陶山教育長。 ◎教育長(陶山勝君) いろんな現場においてそれぞれ経験を積んで、その経験のもとで業務を遂行していただくということは、とても大事なことであるというふうには思います。いろんな事情の中でそうせざるを得ないというような現場もあるわけでして、それによってはまた、次の人材を育てていくというようなことも考えていく必要があるだろうというふうに思います。公民館においてもいろんな人員体制の中で、それぞれの館長のリーダーシップのもとに職員が一緒になって、その地域の公民館活動の推進に取り組んでいただくように、いろんな研修の場を設けながら取り組みをしていく必要があるというふうに思っております。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) この項はこれを最後に要望しておきますけども、地区振興センターは非常に微妙な運営の仕方なんですよね。地域振興部の所管でもあり、教育委員会の所管でもあり。両方で予算つけておられるんですよ。これ、連絡を密にしていただかないと、現場が非常に混乱するんですよ。ひいては、それは地区民にはね返ってくるんですよ。この辺の連携は密にとっていただきたいということを要望して終わります。 ○議長(植木勇君) 11番 木原元和君。 ◆11番(木原元和君) 今の関連なんですけれども、今、市長の答弁で、矛盾は非常に感じていると言われたんですけれども、矛盾を矛盾のままで置いておかれるのか、矛盾は何らかの改善をしなくてはならないかと思いますけれども、矛盾は感じておるが、そのままでほっておくというのはあってはならないと思いますけれども、その辺どのようにお考えなんでしょうか。このまま矛盾を矛盾のままで置いておかれるんですか。その辺をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(植木勇君) 牛尾市長。 ◎市長(牛尾郁夫君) 嘱託職員の制度というのは法によって定まっておりますので、その法の枠の中で改善すべきところがあれば改善すると、そういう取り組みしかできないというふうに思っております。問題意識としては持っておりますので、どういうふうな改善ができるかということについては、よく検討していきたいと思います。 ○議長(植木勇君) 11番 木原元和君。 ◆11番(木原元和君) それと、報酬と言われましたけれども、本人の方々が自分でどのような労働契約を結ばれとるかは、その労働契約書を見たことないですけれども、きちんと労働契約書を交わされて、雇用されておられると思います。 その辺はいかがかということと、報酬の場合は全く残業手当は一切出さなくても、それは労働基準法上、全く問題ないというのは確定しておるんですか、お聞きします。 ○議長(植木勇君) 堀部人事課長。 ◎人事課長(堀部利幸君) 嘱託職員につきましてはうちから、嘱託ですので委嘱状を出しております。雇用するときに、さまざまな条件について一応説明をしております。 それから、労基法との関係でございますけども、非常勤特別職ということで月額報酬ですので、労基法上は問題ないというふうに思っております。 ○議長(植木勇君) 11番 木原元和君。 ◆11番(木原元和君) 今、最後に思っておりますという回答なんですけれども、ですという回答がないんですけれども、それは僕は非常に問題だと思います。ということは、その方たちを委嘱するときに、非常勤の特別職ですから残業手当は一切ありませんというのを本人にちゃんとお伝えして、そのことについて労働基準法上、もう全く問題なしということで大丈夫なんですね。再度確認させてください。 ○議長(植木勇君) 堀部人事課長。 ◎人事課長(堀部利幸君) 労働基準法につきましては、ちょっと研究させていただきます。 ○議長(植木勇君) 11番 木原元和君。 ◆11番(木原元和君) あのですね、こんだけサービス残業をさせとるという実態があるのに、検討させてくださいとか、確認させてくださいというのは、今まで残業した、もしかそれが労働基準法上おかしいですよということになったときには、さかのぼって残業手当を払うというようなことも考えないといけないですよ。毎日、毎日、毎月、毎月残業しとるのが、今までずっとパアになっとると、それはどう補償するんですか、もしか、もしで非常に済みませんけれども、労働基準法上疑義があるということが判明した場合は、さかのぼって払うということはできるんですか。 ○議長(植木勇君) この際暫時休憩いたします。              午前9時40分 休憩              午前10時5分 再開 ○議長(植木勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 予算質疑を続けます。 堀部人事課長。 ◎人事課長(堀部利幸君) 先ほどの嘱託職員の16日、8時間勤務のことにつきましてですけども、基本的にはその範囲内でおさめる以外にないというふうに思っていますが、実態としてその時間数を出ているということになれば、何らかの対応をするしかないというふうに思っております。地公法上、嘱託職員につきましては非常勤特別職ですので、非常勤職員である限り、その労働の対価として報酬と費用弁償以外は支給できないというふうに基本的になっておりますので、出た部分をどういうふうに取り扱うかということになろうかというふうに思いますけども、この部分については、やるとすれば割り増し報酬といいますか、割り増し報酬というのは、基本的には一時金のことを私たちは言っていますけども、月次の割り増し報酬的なことで考えていく以外にないのかなというふうに思います。 ○議長(植木勇君) 11番 木原元和君。 ◆11番(木原元和君) 今、地公法上問題はないと言われたんですけど、僕が聞いているのは、労働基準法上問題がないかと聞いとるんですけど、その件についてはお調べになられましたか。 ○議長(植木勇君) 堀部人事課長。 ◎人事課長(堀部利幸君) 労働基準法の部分については調べておりません。 ○議長(植木勇君) 11番 木原元和君。 ◆11番(木原元和君) 何のための暫時休憩だったかわからないんですけれども、僕は労働基準法上、地公法上のことは僕は一言も聞いていません。労働基準法上問題がないかと言っとんで、また暫時休憩になったら時間をとるんですけれども、どうなんですかね。質問に答えていただいてないんですけれども、議長、どうしましょうか。 ○議長(植木勇君) 笹川総務部長。 ◎総務部長(笹川清君) 先ほど人事課長が説明いたしましたように、地公法上の形で今回の嘱託職員の問題を、定めを今詳しく調べ、人事課長が申しましたように、定められた以上の問題については、これは、定めというのは先ほど言いましたように、人事院規則で定められた内容でございますが、これ以上のことについては先ほど申しましたように、割り増し報酬という形で実際には処理をすることが可能かどうか、こういう形でないとできないと思いますので、この定めをつくっていくということについての検討を人事課長が先ほど申したとおりでございます。 労働基準法からいきますと、雇用関係があった定めの時間以外に実は勤務をした場合については、その対価については支払わなきゃならんというのが基準法の中にありますので、これを照らし合わすことと、先ほど言いました地方公務員法を照らし合わせてやっていく以外ないんじゃないかというふうに思っております。 ○議長(植木勇君) 11番 木原元和君。 ◆11番(木原元和君) 地公法と労働基準法は、どちらが上位法でしょうか。 ○議長(植木勇君) 笹川総務部長。 ◎総務部長(笹川清君) この法律はどちらが上位という問題でなしに、その適用に対して定められているというふうに思っておりますので、これの両方に定められておる内容について照らし合わせて、その両方にどういうふうに該当させていくかと、該当している問題について処理していくかと、こういうことになろうかと私は思います。 ○議長(植木勇君) 11番 木原元和君。 ◆11番(木原元和君) 法律上相反する問題が出てきた場合は、どちらが優先するかというのはある程度ないとおかしいと思っておりますので、その辺をよく調べて、とにかく市自体が法律違反を犯すことがないように、コンプライアンスをしっかり守ってやっていただかないと困ると思いますし、この制度自体が非常に、何と言いますか、職員さんの緩衝材になっておられます。しっかりした優秀な人材が地元で頑張っていただけるような制度を確立して地域おこし、先ほど、きのうから問題になっています地域の自立の阻害要因にならないように、しっかり管理していってもらわないと私としては困りますので、それを最後に申し上げておきます。 ○議長(植木勇君) 29番 堀江清一君。 ◆29番(堀江清一君) あのですね、今、人事課長から答弁ありましたが、これ、ことしの3月1日の読売新聞の記事なんですが、東京の荒川区が、非常勤の中でも最も多い事務嘱託職員の場合、週30時間の勤務者に対する給与は、熟練を積んだベテランも新人も同じ16万8,600円だったと。これで制度を改められまして、経験6年以上の目安の主任非常勤、係長級というふうになっていますが、これが17万幾ら、主任級で22万円ですか、それから総括という職があって25万300円、これが上限みたいですけども、この理由として、職責の増大に伴い残業をするケースもあり得るとして、超過勤務報酬を新設すると書いてあるんです、ここに。それで、有給休暇の拡大など福利厚生も今より手厚くする方針だと。これもう新聞に出ていますんで、そういう、今おっしゃった法律がどう絡んでくるかわかりませんが、やろうと思えば、多分やれるんだろうと思っています。 それまで、人事課長さんが、課長さんというのは言い方おかしいけど、人事課長が労基法に抵触しているかどうかわからないという言い方されますと、我々はそれはもちろん、市役所の執行部全体に法の番人としての期待を申し上げている中で、そういう答弁をされると困るんです。この新聞切り抜き、詳しい情報を調べてみたんですけども、荒川区の方でまだ正式に出ていないもんですから、これは探してみて、出てくれば提供します。 そういうことなんですが、人事課長、とりあえずこの質問に関して。この荒川区の判断を見て、あなた、どういうふうにお感じになっていらっしゃるんですか。 ○議長(植木勇君) 堀部人事課長。 ◎人事課長(堀部利幸君) 詳細についてちょっとわかりませんので、参考にさせてもらいたいと思います。 ○議長(植木勇君) 29番 堀江清一君。 ◆29番(堀江清一君) あのね、これ結構、地方自治体では有名な話なんですよ。特に人事関係の人なんかというのは、少なくともこの手の情報ばかり集めたサイトなんかあるわけですから、それごらんになって、もう少し時代に敏感というか、法律に敏感な事務処理をしていただきたいと思っています。 私、これでこの件については終わりますが、総務費でちょっと御質問申し上げたいことがあるんです。175ページから176ページの広報広聴費、それから、この情報処理は情報と名前書いてあるけども、実は余り関係ないんですね。地域振興費と、その広報広聴費について。市長は施政方針の中で、市民と行政の協働によるまちづくりを進めるための環境づくりとして、行政と市民との情報共有や地域コミュニティーの充実などを図っていくということを書いていらっしゃいます。私、一般質問でも申し上げましたが、答弁いただいていないので、ここで、本会議でいただきたいんですが、この行政と市民との情報共有するための予算というのは、どこに反映されているんですか。 ○議長(植木勇君) 長戸地域振興課長。 ◎地域振興課長(長戸保明君) 情報共有に関係いたしましては、広報広聴費の中の広報発行経費がございます。この中に、毎月発行しております広報の印刷経費、それから、ホームページの関係で言いますと、具体的には実際に通信料といたしまして、役務費の方で計上いたしております。              (29番 堀江清一君「どこで。役務費」と呼ぶ) この中の、広報広聴費の中の役務費として計上いたしております。 ○議長(植木勇君) 29番 堀江清一君。
    ◆29番(堀江清一君) そうなんですね。今言われるように、行政と市民の情報交換のツールというのは、広報誌というのは交換ではないですね、出しっ放しですね、いわゆる回覧板。これは、だけど、去年に比べて減額になっていますよ。だから、少なくとも今よりは情報量なり、市民サービスは低下するということでしょう。それは入札減かもしらんけど、入札減というのはそうですから。それ以上のものは望めるわけがない。 それと、あなた今、ホームページの管理はここの役務費の200万円だとおっしゃったけども、こんなことが本当にできるんですかということ。 ○議長(植木勇君) 長戸地域振興課長。 ◎地域振興課長(長戸保明君) 広報の印刷経費そのものについては大きな見直しをしておりませんけども、ことしは全体的な予算を見直す中で、そのほかの経費について一部削減をしたということでございます。 それから、ホームページにつきましては、役務費という話を今いたしておりますけども、その中で実際に該当いたしますのは、サーバの使用料でありますとか、それから、通信回線にかかわるそうした役務費で、この中で約23万円程度を計上いたしているとこであります。 ○議長(植木勇君) 29番 堀江清一君。 ◆29番(堀江清一君) だから、この広報発行費だけ見ると、去年が1,657万2,000円あったやつが、今、ことし1,363万3,000円、減額になっていますよ。だから、少なくとも今年度よりも充実したものは望み得ないと、こういうことなんですよ。これだけ情報が交錯して、日々新しい情報が入ってこないと、行政もものができなくなっちゃってると。市民もできなくなってる中で、片方では行政と市民が情報共有して協働社会をつくるなんて言いながらこの程度。 それから、今あなたおっしゃった、その役務費の機械の保守のレンタル料なんかいいんですよ。コンテンツをどう充実していくかというのが非常に大事なんですね。その予算はことし、去年と変わらないんですか。それとも増額になっているんですか。わかんないんですよ、これじゃあ。 ○議長(植木勇君) 長戸地域振興課長。 ◎地域振興課長(長戸保明君) 広報の発行経費以外のところで使用料、そうしたものにつきまして、実は機器を更新することによって賃借料が下がったという部分はございます。 それから、ホームページのコンテンツの問題でございます。これは昨年にも御指摘を受けております。ずっといろんな業務におきまして、それぞれ内部的に更新に努めております。まだまだ十分ではございませんけども、これから先もずっとそうした方向で取り組んでいきたいと考えております。 ○議長(植木勇君) 29番 堀江清一君。 ◆29番(堀江清一君) これからもそうした方向で取り組みたいというのは、今までどおり担当課にわかる人がいようがいまいが、とにかく担当課に投げると。市長、別のところでおっしゃっている観光を目玉にしたいとか、神楽を目玉にしたいというやつも、今のまま、このままの方向で進むということなんですか。 ○議長(植木勇君) 盆子原地域振興部長。 ◎地域振興部長(盆子原崇君) 情報の共有ということで今、担当課長が広報並びにホームページの情報伝達ということで予算上の話を今お答えしておりますけれど、今現在、昨年にもお示しをしましたか、益田市として、これまでに地域情報推進計画というのを持ち得ていなかったということで、今現在庁内で策定をしておりますけれど、これを今、19年度中に公開できるよう、今、庁内で協議を進めております。そういった中で、今後に向けた地域情報、あるいは庁内情報、あるいは、住民との情報共有というものをどうすればいいかという定めをして、今、計画を策定中であります。そういった中で今後益田市として、そういった情報のあり方についてお示しをする準備をしておるところでございます。 情報共有ということの施政方針の中にありますのは、一般質問でもございましたように、いろんな計画策定時に、公募の委員さんであるとか、あるいはワークショップを重ねるとか、そういった情報共有も一方ではあろうかと思いますので、地域振興課としてこのホームページの充実については、従来議会の中でいろんな御質問を受けて、改善に向けて努力しておりますけれど、今後さらに改善に向けた努力を庁内で意思統一をしながら、やはり住民の皆さんにいち早く情報を提供できるホームページにしていくということで努力してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(植木勇君) 29番 堀江清一君。 ◆29番(堀江清一君) 予算書というのは自治体の設計書ですからね。この中に書いてあるものが意思ですよ、来年度どうしようかという。予算額が、露骨な話だけども意思の強さですよ。それを今おっしゃったのは全部精神論なんですよ。じゃあ、その間に人材育成するとか、そういうことはないわけですから、できるわけない、その短期間にね、長期間にはあるけども。それをもってこれから努力しますというのは、今と変わらないという御返答なんですよ。 何回も申し上げているように、観光を益田市の主要産業に位置づけてる。あなた方はあれですか、日々、益田の観光のホームページなんかごらんになったことあるんですか。あるいは、観光で飯食っているところのホームページなんか比較されたことあるんですかと私は言いたいんですよ。多分されていないと思うんです。見てりゃ、恥ずかしくて開けないようなところあるんですよ、現実の問題として。ここのところをもう少し、当初予算はこれで出発するんだろうけども、もうちょっと真剣に考えていただかないと本当に、特にことし、石見銀山が世界遺産指定なんかされると、山陰、島根の石見の拠点というのは、みんなあっちへ移りますよ。その中で益田市が幾らかでも情報発信して、人を引きつけるような対応をしていくかというのが、私は非常に大きな課題だと思っていますけども、どうもその課題が予算にあらわれていないような気がしましたので申し上げました。 ○議長(植木勇君) 31番 長谷川 昇君。 ◆31番(長谷川昇君) 総務費で175ページですね。地区振興センターのセンター長の人件費。昨年も今年も20名なんですけど、わずかなんですけど、47万円ばかり少ないのと、嘱託職員が昨年も22、今年も22なのに対して、プラスで30万円ばかりふえているのと、これが同じ人数なのに、何でこう増減があるのかと。 もう一つ、地区振興センターの経費。説明はありましたけど、今年度900万円ばかりふえておるんですけど、これは内容的にどのようなことなのかと、昨年は地域振興基金が、積立金が1億円ありました。それで、過去、これから10年間積み立てるんだと言って、今、2億円ばかり積み立ててありますけど、その金額と、今年は積み立てはないのでしょうか。 この4点についてお伺いします。 ○議長(植木勇君) 長戸地域振興課長。 ◎地域振興課長(長戸保明君) 最初に地区振興センター長人件費でございます。これにつきましては報酬、それから、6月、12月の割り増し報酬、それから通勤手当、そうしたものを計上いたしまして、そうした金額の合計でございます。それぞれセンター長が交代されます。そうしたことで、そうした割り増し報酬の金額がやや変わっておるということでございます。 それから、嘱託職員の方につきましても、それぞれ報酬、割り増し報酬、通勤手当、そうしたものを算定した結果、こうした金額を計上いたしております。 それから、地区振興センター経費が増額しているという点でございます。これにつきましては、主なものといたしましては、補助金の中に地域づくりの支援活動補助金がございます。それから、センター運営費がございます。それから、公民館補助金を一括して交付するという関係で、これがここに含まれているために増額になっているということでございます。 それから、地域振興基金の積み立てでございます。これにつきましては、従来、積み立てをしてまいりましたけども、財政改革プランの策定期間中について、その積み立てができないということがございまして、19年度につきましては積み立てを計上いたしていないところでございます。 以上です。 ○議長(植木勇君) 31番 長谷川 昇君。 ◆31番(長谷川昇君) 過去の2億円はどうなっとるんですか。そのまま置いてあるんですか。 ○議長(植木勇君) 田中財政課長。 ◎財政課長(田中敦君) この振興基金につきましては、18年度で2億円になるわけですけれど、今、その18年度分を積み立てようとしております。ですので、残高とすれば2億円という形になります。これにつきましては、取り崩さずに置いております。 以上です。 ○議長(植木勇君) 31番 長谷川 昇君。 ◆31番(長谷川昇君) 今年度は1億円積み立てができないということですけど、これの見通しはどうでしょうか。 ○議長(植木勇君) 田中財政課長。 ◎財政課長(田中敦君) 財政再建3カ年プランで、19、20、21は一応積み立てを延期という形で、今考えておるところです。ですので、それが明けました22年度からにつきましては、今までは1億円を積み立てておりましたけれど、財政の計画とすれば、ここを2億円を積み立てていきたいと考えております。 以上です。              (31番 長谷川 昇君「了解」と呼ぶ) ○議長(植木勇君) 22番 寺戸 宏君。 ◆22番(寺戸宏君) 2点ほど、お尋ねをいたします。 170ページ。これが職員研修委託料とございますが、これは、従前からの自治研修所へ対しての委託であるかどうか。 そして、職員研修旅費というのが79万9,000円ありますが、これ、浜田の教育センターで引き続き実施するというお考えなのか。 そして、この職員研修については何人を予定しておられるのか、お伺いをしたいと思います。 それから、182ページの住民基本台帳ネットワーク事業でございますが、この説明によりますと、広域交付というふうに書いてございますが、今、市の方へ民団の方から在日外国人に対する要望書が、ちょうど機を得たように要望書が提出をされております。それとこれとが連動はまずないというふうには見ますが、将来展望として、今、益田市一円にこの住基台帳ネットワーク事業で機械が設置されて、これですべてが終わるであろうというふうに思いますが、その先、外国人に対する住基ネットの在日のあり方について早急に対応される運びが、お考えがあるかないか。そこらあたりも踏まえて、今回のこの1,073万7,000円のありようは、これ、美都、匹見へ設置されるのかどうなのか、その辺も詳しくお知らせをいただきたい。 以上でございます。 ○議長(植木勇君) 堀部人事課長。 ◎人事課長(堀部利幸君) 私の方からは、職員研修に関する予算につきまして御説明いたします。 まず、職員研修の委託料271万円ですけども、これは先ほど言われましたように、自治研センターに関する委託料でございます。 それから、職員研修旅費ですが、これにつきましては、職員がそこの自治研へ研修に行く場合と、あと、特別研修等へ行く場合の旅費がこの中に含まれております。 以上でございます。 ○議長(植木勇君) 豊田市民課長。 ◎市民課長(豊田忠作君) 先ほど質問がありました住民基本台帳ネットワーク事業の件でございますが、住民基本台帳ネットワークシステムにつきましては、これは全国的なネットでございまして、あくまでも住民基本台帳に基づくネットワークでございます。ですから、御質問のありました外国人登録については、今現在、登録とは別個の取り扱いということになっております。 以上です。 ○議長(植木勇君) 22番 寺戸 宏君。 ◆22番(寺戸宏君) 職員研修についての予定人員、大体1年間で何人ぐらいを研修させるのか、そういう予定をお知らせいただきたいのと、それから、もう一つの今市民課長が申しました住基ネットワークですが、この交付機等については、市内一円何カ所設置してあるのか。そして、大体もう出先を含めて、皆終了したのかどうなのか、それが1点と、それから、今回要望書が上がっております在日外国人に対する公平な立場で、担当課長として、その取り扱いを益田市としてどう考えておられるのか。そこらあたりをお聞かせ願いたい。 ○議長(植木勇君) 堀部人事課長。 ◎人事課長(堀部利幸君) 自治研センター関係はいろいろあります。新規採用職員研修とか第1課程、それから中堅職員とか、新任係長、新任課長とか、そういう研修がいろいろありますけども、一応人数としては90人分を予定しております。 ○議長(植木勇君) 豊田市民課長。 ◎市民課長(豊田忠作君) 先ほど議員さんの質問された件ですが、自動交付機につきましては、この本庁の入り口1カ所に設置しております。各地区振興センターにいろいろ、印鑑証明、住民票、所得証明をとれるシステムがあるんですが、これはファクスに基づいて申請書を送っていただいて、それで、証明発行の機械のみが地区センターにあるということで、自動交付機ではございません。自動交付機があるのはここの本庁の1カ所でございます。 以上です。             (22番 寺戸 宏君「あとあと。答弁がまだ足りんよ」と呼ぶ) ○議長(植木勇君) 豊田市民課長。 ◎市民課長(豊田忠作君) それから、先般、今御質問ありました外国人登録についての自動交付機での交付という先般陳情書が出たわけですが、先般の議会の中でも回答しておりますように、今の時点では考えていないという状況であります。 ○議長(植木勇君) 22番 寺戸 宏君。 ◆22番(寺戸宏君) 考えていないという、ただ言いっ放しでなしに、全く市民課長は心が通っていない答弁に終始しておるんですが、あなたなら、公平公正という立場で行政をつかさどるときに、在日の外国人の人々に対する思いが全く欠落しとるんじゃないですか。あなたこそ、自治研へ行って研修すべきじゃろうと思いますが、どうなんですか。 ○議長(植木勇君) 豊田市民課長。 ◎市民課長(豊田忠作君) あくまでも外国人だからということで差別という気持ちは一切持っておりません。今、状況の中で、件数で云々ということではございませんが、今、自動交付機のシステムを改良して外国人登録ができる、システム的にはできるわけですが、概算的に1,400万円程度の経費がかかるだろうというふうな、今、見込みを立てております。そういった中で、少ないからいいという意味ではございませんが、今現在、外国人登録数が2月末で398人おられます。そうした中で、議員さんおっしゃられたとおり、この方々が自動交付を請求された場合に、その人たちを置いていいのかどうかということについては、差別扱いにすべきでないだろうという基本的な理念は思っております。 以上です。 ○議長(植木勇君) 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) 176ページにある自動交付機等管理費の中に、これ今、1カ所ほど市役所の玄関のほうにあるというふうにありましたが、益田市の法人会はe-Tax日本一ということを目指して今取り組んでおられるわけですが、このe-Taxをする場合には住基カードというのが不可欠でありまして、住基カードを発行していただいて、それで申告をするということなんで、非常にこの300名にも満たないような、前後ぐらいのまだ発行枚数であって、これは国の事業でこういうふうになって、大変高いリース料なんですが、これは国の方も恐らく見直しをしてくるであろうというふうなこともあるわけなんですが、この住基カードについて、市としてはこのe-Taxとともにどういうふうな方針で今後いかれるか、お伺いいたします。 ○議長(植木勇君) 豊田市民課長。 ◎市民課長(豊田忠作君) 議員さんおっしゃられましたように、一応19年2月末の住基カードの、今、発行枚数が518枚発行しております。それで、そのうちのいろんな、今e-Taxという話がございましたが、こういう申告ができる電子証明ですね、これをとられた方が2月末で349名ということで、ここ1年の間にかなりの件数はふえておりますが、まだまだ全国的なのと比較しますと、まだ全市民で割りますと0.98%ということで、かなり低い率となっております。 それと、もう1点、今、自動交付機で利用しておりますのは、益田市独自のマックスカードというカードでございます。これ、磁気によって取り扱うという分でございます。それと、今度新たな住基カードにつきましては、ICチップということでの取り扱いになってこようかと思います。県下の中でも今、自動交付機を導入している市は松江市と出雲市と益田市でございます。そうした中で、松江市、出雲市につきましては、この今、住基カードに連動した自動交付が行われるようなシステムになっております。そうした場合、出雲市についても無料交付とか、手数料の半額とかということを行いまして、かなり普及に努めているわけですが、かなり益田市において、今マックスカードが約2万2,000ぐらいの交付をしております。そういった場合に今、1枚当たりの単価が1,100円か、1,200円ぐらいになろうかと思いますが、それを仮に無料交付した場合に、二千二、三百万円の経費も必要になってくるということ等もありますので、今後また検討していく必要があろうかと思っております。 ○議長(植木勇君) 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) リース期間がどれぐらいあるか、私承知しておりませんですが、こうして県内の市でも住民票、印鑑証明、それから住基カードと、1枚のカードで発行ができるようにしているわけですが、益田市の場合はそういう二度手間になっておりますし、そのために大きなリース料を払っているということで、ぜひともこのリース期間満了を見ながら、1枚、住基カードはたしか500円だと思います。マックスカードが300円で発行されていると思いますけれども、これが一つ1枚でできるようにぜひともお考えをいただきたいというふうに要望しておきます。 以上です。 ○議長(植木勇君) 28番 草野和馬君。 ◆28番(草野和馬君) 2点ほど。 171ページの公用車借上料1,195万2,000円。これは市長公用車等だと思うわけですけども、この内訳をお願いします。 もう1点は次に言います。 ○議長(植木勇君) 河野契約・管理課長。 ◎契約・管理課長(河野昌之君) 公用車の借り上げ料でございますが、市長車、それから職員が乗ります共用車等で、合計48台でございます。 ○議長(植木勇君) 28番 草野和馬君。 ◆28番(草野和馬君) 市長公用車という形で金額は示されんかったんですけども、議長公用車は今年度は36万2,800円という形で、リース的な扱いで借りとるんだと思うわけですけども、市長と語る会の中で一般の方が、議長公用車並びに市長公用車を、これだけ財政負担を市民に押しつけるならば、このあり方についても検討すべきじゃないかという形をおっしゃられたと思いますし、市長もそのことについて、そのときには答弁されなかったと記憶しとるわけですけども、このことについて検討したことがございますでしょうかという点についてお伺いいたします。 ○議長(植木勇君) 河野契約・管理課長。 ◎契約・管理課長(河野昌之君) 市長公用車、それから議長公用車については検討をしておりませんけども、助役車の更新時においては、助役車の専用車というのは一応取りやめまして、庁用車として、助役以下だれでも乗れるような車の形態に変えたところでございます。 以上です。 ○議長(植木勇君) 28番 草野和馬君。 ◆28番(草野和馬君) 先ほども申し上げましたですけども、かなり財政厳しい中、財政再建プランを今しているわけですけども、市民にそれだけの負担を押しつける、また、そうした中において、このあり方というのも必要じゃないかなという形があるんじゃないかなという形を私は思っております。例えば、会社のタクシーの利用とかという形の中で、削減できるところがあるんじゃないかなという形を思っております。 もう1点は職員給与の関係で、時間外手当のことなんですけども、先ほど課長が、今年度は給与の3%を時間外手当として予定を組んでいると。今年度はたまたま選挙等があるので、プラスアルファの3,000万円で8,500万円程度の予算規模であるという形ですけども、毎年度5,500万円程度の時間外手当を予定しているわけですけども、実際的に18年度、17年度で、その範囲内でおさまっているかどうかという形を少しお聞きしたいなと思うわけですけども。詳しい数字はいいですよ。 ○議長(植木勇君) 田中財政課長。 ◎財政課長(田中敦君) 18年度もおおむね五、六千万円で当初予算は出ておりますけれど、これにはおさまっておりませんので、12月に補正を計上したところでございます。 以上です。 ○議長(植木勇君) 28番 草野和馬君。 ◆28番(草野和馬君) 19年度の予算の中で、18年度、17年度と聞くのも何かと思うんですけど、多分おさまっていないというのが現実だと思うわけですけども、予算を立てる以上は、いろんな事情等あるわけですけども、やはりそれに向かって職員一同努力するのが予算ではないかなという形を思っとるわけですけども、先ほどの論議の中で、片や嘱託職員は時間外労働をしていながら、わかっているんだけどもその範囲内におさめてくれという形の中で、そういった方針でいっているということについて、片方ではこういう形がありながら、もう片方では、そういった当初予算を5,000万円組んでおきながら、それを平然とちゅうのは語弊になりますね、かなりオーバーしてくるという矛盾が、その扱いのあり方の中での形は違いますけども、あるのではないかなという形を思うわけです。 そこで、市長にお伺いしたいんですけども、こういった矛盾がある中ででして、先ほど課長が答弁の中で、地公法上の問題があるから、時間外は割り増し料等々を検討しなければならないという形もちょっと言われたような気もするんですけども、市長として、この問題についてある程度前向きといいますか、そのことについて、市長サイドとしてかなりの調査なり、検討をしていくことが考えられますかどうかということをお聞きしたいと思いますけども。 ○議長(植木勇君) 牛尾市長。 ◎市長(牛尾郁夫君) 確かにそうやって対比をしていきますと、矛盾といいますか、そういう問題があることは事実でございます。それをそのままにしておくということにはしてはいけないというふうに思っております。 ○議長(植木勇君) 28番 草野和馬君。 ◆28番(草野和馬君) こういった問題はかなり前から、私も一般質問の中でしたことがあるわけですけど、ここに来て、そういった問題が問題点として浮き上がったということは本当に重要なことだし、今後の検討課題としてしっかり取り組んでいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(植木勇君) 8番 野村良二君。 ◆8番(野村良二君) 最後のようですから、180ページ賦課費、これだけじゃないんですけれども、その項で、その他諸経費が総費の4分の1になるんですね。いろいろあるとは思うんですけれども、こういう大きい額がその他諸経費であるならば、ある程度100万円以上その他経費があれば、その内訳を出していただきたいというふうに思います。例えば、賦課費で見れば、多分需用費と役務費ではないかと思われるんですけど、余りにも大きいのでですね、出していただきたいというふうに思います。 それと、176ページに、フォトしまね配布報酬料というのがありますけれども、きのうも、19年度からは文書配布委託費をやめるということであったわけですけれども、この報償費は、今度は地区振興センターに払われるんですかね。どこに払われるのかを教えていただきたいと思います。 ○議長(植木勇君) 長戸地域振興課長。 ◎地域振興課長(長戸保明君) フォトしまねの配布委託料でございますけども、これにつきましては、島根県のフォトしまね、これに関する配布手数料といたしまして入ってまいります。これにつきましては自治会へ支払いをいたしております。 ○議長(植木勇君) 8番 野村良二君。 ◆8番(野村良二君) 自治会ですか、地区振興センターですか。自治会と言えばかなりあるわけですけども、その中で百何万円と言えば1万円ぐらいになるんかな、でいいんですか。 ○議長(植木勇君) 長戸地域振興課長。 ◎地域振興課長(長戸保明君) 今も申し上げましたように、これにつきましては委託料でありまして、自治会にそうした手数料についてお払いをしているということでございます。 ○議長(植木勇君) 田中財政課長。 ◎財政課長(田中敦君) 先ほど、その他諸経費の中の経費の内訳という御質問ございましたが、それは賦課費のその他諸経費についてのみでよろしいんでしょうか。 ○議長(植木勇君) 8番 野村良二君。 ◆8番(野村良二君) 特別会計を含めて、かなり大きい額が諸経費として上がっていますので、全般について、去年は出ておったと思いますので、去年と同様な格好で結構ですのでお願いします。 ○議長(植木勇君) 資料は出ますか。田中財政課長。 ◎財政課長(田中敦君) それでは、予算特別委員会のときに一覧表という形でお出ししたいと思いますけれど、今まで200万円か300万円以上のその他諸経費について出していると思いますので、そのあたりの金額を目安にさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(植木勇君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で総務費を終わります。 この際10分間休憩いたします。              午前10時55分 休憩              午前11時5分 再開 ○議長(植木勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 予算質疑を続けます。 款3民生費について、188ページから203ページまで、質疑はありませんか。 8番 野村良二君。 ◆8番(野村良二君) 193ページ、6の社会福祉施設費の中で、社会福祉施設設備維持補修費というのが22万円しか上がっていないんですね。去年は補正等を含めて、多分1,500万円近くになっとったんじゃないかと思うんですけれども、19年度については補修したりするような要望とかがなくてこれなのか、また補正で組めばいいわというようなことなのか、お聞かせ願いたい。 それと、203ページ。その中で扶助費なんですけれども、扶助費はない方がいいというふうに思うんですけれども、一般質問でありましたように、限界集落というようなことが話題になりまして、その中に葬祭扶助費というのがあるんですね。これもできれば使わない方がいいわけですけれども、限界集落等が出て、葬祭の扶助まで出さなければいけないというのは非常に悲しいことなんですけれども、17年、18年についてその実績があるかどうか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(植木勇君) 福原健康増進グループ長。 ◎健康増進グループ長(福原義貞君) 社会福祉施設設備維持補修費の22万円につきましては、現時点で把握しております、匹見のふれあいの園の天井の修理の経費を計上しております。 ○議長(植木勇君) 大畑生活福祉課長。 ◎生活福祉課長(大畑強君) 生活保護費の葬祭扶助費について御説明申し上げます。18年度、葬祭扶助2件の実績がございます。それで、当初19年度の予算に盛り込んでいるのが1名を盛り込んでおります。実質葬祭をされる部分においての負担ということの生活状況の把握をいたしまして、実施しているような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(植木勇君) 8番 野村良二君。 ◆8番(野村良二君) 22万円については、そのほか年度中に出れば、やはり補正でやるということでいいわけですね。はい、わかりました。 ○議長(植木勇君) 石本福祉環境部長。 ◎福祉環境部長(石本建二君) この社会福祉施設につきましては、指定管理でお願いをしておる部分でございます。この指定管理に当たりまして、協定書を交わしております。その中には、20万円以上については、益田市立の建物でございますので、その辺の大修繕が起こったときには、益田市の責任において修繕をいたすという契約になっております。したがいまして、そういった特に支障がある大規模な修繕が出た場合には、益田市が補正をもって対応するということにいたしております。 ○議長(植木勇君) 12番 寺井良徳君。 ◆12番(寺井良徳君) 197ページの民間保育所対策事業費補助金ということでございますけども、176万7,000円と措置されておりますが、これは私、毎回質問させていただいておりますが、定員割れの対策ということでの金額というように受け取っておりますけども、今年度は何園でございますか。 ○議長(植木勇君) 田原子育て支援グループ長。 ◎子育て支援グループ長(田原佳子君) 対象になりますのは小規模の20人の保育所でございまして、19年度も真砂保育園1園を今、対象といたしております。 ○議長(植木勇君) 12番 寺井良徳君。 ◆12番(寺井良徳君) 昨年度は202万円の金額が措置されて1園ということでございましたが、ことしは減額ということではありますけども、昨年との園児の比較というのはどのぐらいになっておりますか。 ○議長(植木勇君) 田原子育て支援グループ長
    子育て支援グループ長(田原佳子君) 18年度当初は入所定員を12名という形で見込んでおりまして、年度途中、今17名程度まで人数がふえましたので、最終的には少し低い金額の補助になります。平成19年度におきましては今13名の入所予定という形で、当初の人数を予定いたしているところです。 ○議長(植木勇君) 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) 190ページ。障害者雇用奨励補助金というのが18年度は2,000万円計上されて、19年度は1,000万円というふうになっておりますが、これは障害者の方を6カ月以上常勤雇用の事業所に支援するということですが、これは約半分になっておるわけですが、その理由と。 それともう1点、昨年もなかったんですが、里親に対する支援の助成金というのがほんのわずかばかりあったように記憶しておりますが、これが昨年から見当たりません。ああして児童の、子供の虐待であるとか、いろいろ子育てが難しい現代において、益田市内の方でも里親になって一生懸命子育てをされている、その御苦労というのは大変なものでありますが、私もそういう里親の方々と一緒に活動する、昨年は津和野でそば打ちとかが実施されましたが、そういうところに参加いたしまして、この事業というのは大変な御苦労があるなというふうに深く思ったわけですが、そういう事業におきまして何とかこういうことが、この予算書の中に文言が消えてしまうというのは非常に、社会福祉の観点から何とか復活していただきたいなという希望を持っておるわけですが、お伺いをいたします。 ○議長(植木勇君) 村上介護福祉課長。 ◎介護福祉課長(村上三恵子君) 障害者雇用奨励補助金につきましては、昨年は2,000万円を計上しておりました。今年度、この事業につきましては益田市独自の事業であるということ、そして、障害者を雇用している事業者への支援ということで、益田市の独自の事業であるというところで、1,000万円を今年度は計上している次第でございます。現時点で今、3月末をもって事業所の締め切りを行うということにしております。現在数社からその申請についての手続、そういったところの問い合わせがある状況です。 ○議長(植木勇君) 大畑生活福祉課長。 ◎生活福祉課長(大畑強君) 里親会の育成補助金につきましては、支援として、社会福祉協議会の予算の中に団体育成補助として計上してございます。 ○議長(植木勇君) 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) 障害者雇用の奨励補助金ですが、今の時点でどれぐらい見込みが参っておりますか。 ○議長(植木勇君) 村上介護福祉課長。 ◎介護福祉課長(村上三恵子君) 現在相談がありますのは4社でございます。金額にいたしましては、まだ実績報告等が出ておりませんので、正確なところは把握しておりません。 ○議長(植木勇君) 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) これは御承知のとおり、きのこハウスの支援のためにということで、大変いろんな同僚議員からも御質問、あるいはあったわけで、非常に、先ほど言われましたように、独自の事業であるというこの事業が今の時点でまだどれぐらいの、4社というのはありましたけれども、どれぐらいの見込みがあるのか。非常に、私はもう少しこういう制度というのは、そういう事業所を助けるわけですから、年度末でなくても、もう少し早くこういう見込みがあれば、早目に助成してあげるというのがそもそもの補助金であるのではないかというような思いをしておったわけですが、もう年度末間近になりまして、まだそういうことが把握できていないというのは、このせっかくの独自の事業として本来の事業の目的を達していないような気がしてならないのですが、どうでしょうか。 ○議長(植木勇君) 石本福祉環境部長。 ◎福祉環境部長(石本建二君) 大久保議員おっしゃいましたことは、我々とは少し認識が違っております。といいますのは、この事業は18年度新たにスタートした事業でございます。この事業実施に当たっては、議会でも御説明いたしておりますように、きのこハウスももちろんでございますけども、益田市における障害者雇用全体を考えてやるということから出発したことでございます。この補助金の交付につきましては、3月までの実績をとらえて申請をしていただいて、それから交付するということで御説明もいたしておるとこでございます。そういったことがございますので、把握はまだしていないという状況であるということを課長が申し上げたところでございます。 ○議長(植木勇君) 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) 別にきのこハウスだけというふうには申し上げておりません。 ○議長(植木勇君) 村上介護福祉課長。 ◎介護福祉課長(村上三恵子君) 現在相談がありますのは4社というふうにお話をいたしました。これにつきましては現在ハローワーク、それから、あと障害者の就労相談を行っております就労センター、そういったところを通じまして、こういった事業があるという周知を現在も続けて行っているところでございます。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) 190ページの障害者共同作業所運営事業費補助金について、お尋ねをいたします。 美都にも長年障害者の保護者の方から要望もあり、幸い県も、県域に7カ所だったですかね、小規模の作業所をつくっていただいた。14年度に立ち上げまして、県、市から同額の補助をいただいておりました。それに手をつなぐ育成会ですか、合わせて450万円ぐらいの金額が補助金として出て、細々と運営しておりました。ところが、朝も申し上げましたように、制度改正というよりは改悪ですけども、それによって本年度からの運営が非常に心配されておるところです。県はもう18年度から補助金打ち切りと。幸いに国がこの年度末近くになりまして、今年度から3カ年ほど110万円ほどつけてやろうということで、市御当局担当者の方の非常な御配慮をいただきまして、新年度、この厳しい予算の中で配慮していただきましたことについては深く感謝を申し上げます。 が、いずれにしましても今の状態では、あそこ、所長が常勤でおりますが、この報酬が嘱託職員並みなんですよ。常勤に近い形の女性スタッフが2人専任でついておられますが、これ、月額報酬6万円なんです。本当にボランティアでやっていただいております。1人の女性は益田の市内から通勤されておるんですが、この交通費でさえ支給されないような状況なんです。当事者も何とか制度に乗るようにと、20年度から何とか法人資格を取ろうと、今一生懸命努力をされて、何とか視野も開けてきたかなという段階を迎えておりますが、いずれにしましても、市の温かい御支援をいただかんと、もうすぐ立ち行かなくなるのは目に見えとるんです。 当事者は、どうしてもきのこハウスへの支援とを比較されるわけなんです。ここにおられる皆さんは、きのこハウスはそう簡単に経営行き詰まっても投げ出すというようにはいかんと。ある程度の支援もしてあげなきゃならないというのも皆さんわかっとるんですけども、そういうところの作業所の保護者とかいう方には全く事情がわからないんです。30人の障害者を守るために巨額の、市が出しとるじゃないかと。うちは9人だから、これしか出んのかと。その日その日の運営でさえ苦しいという声が届いてくるんです。 市長。細々とでいいんです。何とか小さい作業所も継続して運営できるように、20年度ちゃんと運営ができるように、法人化できますまで、何とか今の状態を守っていただきたいということをお願いしたいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(植木勇君) 牛尾市長。 ◎市長(牛尾郁夫君) 恐らくほのぼのハウスみとのことだと思いますけれども、たしか県からの支援がなくなるということでございました。そうしたことで、大変今後の運営に対して苦慮しておられるということでございまして、それに対しまして、市としても何とかこの存続に向けての対応はできないものかということで、現在お示ししておりますような予算措置ということになっているわけでございます。引き続きこの事業が継続をされていきますように、十分施設の関係者とも話をしながら取り組んでいきたいと思っております。 ○議長(植木勇君) 質問はありませんか。 22番 寺戸 宏君。 ◆22番(寺戸宏君) それじゃ、一つだけお願いをいたします。 後期高齢者医療広域連合の負担金が2,583万4,000円とありますが、188ページです。これは全員協議会等でも御報告があり、ある程度理解はしております。これが、スタートが20年の4月、来年の4月から行われるんですが、拠出割合が人口割とか、均等割とか、いろいろ手法があって、益田市分が2,583万4,000円であろうというふうに思いますが、全体の総額が、島根県でどのぐらいの規模の連合ができるのか。そして、そこで働く従業員といいましょうか、職員ですね、それの規模は何十人体制で今からやっていくのか。そのようなものが全く見えないので、もし御存じであれば、御報告していただきたい。 ○議長(植木勇君) 寺戸保険課長。 ◎保険課長(寺戸紳児君) お答えいたします。 広域連合の負担金でありますけれども、議員さん言われますように、実質は20年4月から事業をするんですけれども、19年度はその前の年の準備年ということになるわけでございます。それで、本市が2,583万4,000円の負担になるわけですけれども、県下ではその1年準備年をやっていく上で、人件費としても24人の人員体制で進めていく。あとはその議会費、公債費とか、予備費とか、システム構築費とかと、こういう経費が19年度に要るわけでございまして、県全体では3億7,100万円強の全体の共通経費がございまして、そのうち、先ほど議員が言われましたように、広域連合規約でいわゆる均等割が10%、被保険者割が45%、人口割が45%という、こういう割合負担で各自治体に負担額が決められてくるという数字の中で、本市に2,583万4,000円という負担額が出ているということでございます。              (22番 寺戸 宏君「はい、了解」と呼ぶ) ○議長(植木勇君) 以上で民生費を終わります。 款4衛生費について、204ページから213ページまで、質疑はありませんか。 37番 右田 明君。 ◆37番(右田明君) 204ページで、第2次救急医療対策事業。それから、それに伴って、僻地医療奨学金についてお伺いをいたします。 本会議でもちょっと触れたわけでございますが、本当に第2次救急医療、日赤、医師会、そして六日市とあるわけでございますが、医療施設が。そういう中で、先般も新聞等、私も壇上で言いましたが、本当に医師、看護師不足。そして、救急体制がどうなっていくのか。日赤自身におきましても、その救急体制の見直しをやっております。本当に安心できる健康と福祉のまちづくり、これについて本年度予算を見ますと、昨年と余り変わっていないわけでございますが、その辺の対策というのは実際どのように考えておられますか。それはもちろん県との話し合い、それから、医師会、日赤、六日市病院、それから益田市、三者等がともにこの問題を真正面から取り組まんと、本当に住民として、この益田市が生活していく上で安心して暮らせる、一番もとになる問題と思うんですよ。その辺はどのように、この厳しい状況の中で対応を考えておられますか。 一般質問でやりましたが、より深刻になっておりますので、その辺のお考えをいま一度お聞かせくださいませ。 ○議長(植木勇君) 石本福祉環境部長。 ◎福祉環境部長(石本建二君) 一般質問を受けましてお答えした翌日か翌々日に、非常に深刻な状況であるということが新聞報道に出たところでございます。 繰り返しのお答えになろうかとも思いますけども、日赤にしろ、医師会にしろ、私どもはその、ちょっと名称は忘れましたけども運営委員会的なものが、行政を含めて横断的な委員が参加しての協議の場所等もございます。そういった中で、そのより深刻な状況を行政としても深刻に受けとめ、また、これ要望活動して済むことではございませんけども、まず第1に要望活動をして、深刻な状況を県当局、あるいは県立中央病院等、そういったところにまず申し上げて、そういったところからの派遣をお願いするということは絶えず続けていかなければならないということが1点目にはございます。 医師会病院については、要するに医学生に対する奨学金制度等も持っておられます。ただ、日赤さんについては、本部の方でのはあるみたいでございますけども、この益田地域限定版ということは、奨学金制度としては持ち合わせていないというような状況もあるとこでございます。それぞれに体制等は違いますけども、行政とすれば、昨年度から僻地奨学金というものを独自に設けたわけでございますけども、こういったあたりについてのより充実を図るという意味で、この病院と行政との連携した、より大きな枠での奨学金制度といったものが考えられないかというようなことも話して、協議して、いい方向に持っていく必要があるんじゃないかというふうにも思っております。 また、医師のみならず、看護師についても非常に不足しておるという状況等もございます。こういった中では、看護学校においては、より地域の限定版の推薦入学というものもお考えになっているような状況もございます。そういったところとの行政との連携ということも、今後必要になってくるのではないかというふうに思っております。 要するにこういった、今医師不足に対しての特効薬というものはないわけでございますけども、そういった地道な努力を行政と関係機関とが連携しながら積み重ねていく以外に、今のところ方法はないのかなというふうに思っているとこでございます。 ○議長(植木勇君) 37番 右田 明君。 ◆37番(右田明君) 部長が懇切丁寧に説明されたので長くは申しませんが、今、第2次救急医療だけをとらえましたが、やはり、この安心して住める中に僻地医療もあるんですよね。診療所関係の医者。これの確保も同じく大変なんですよ。そのために環境整備をしたり、社宅を提供したり、いろんな条件をつくりながら来ていただいておる。それは医師会の方とも相談しながらやっておるんでしょうが。 だから、そういう今本当に厳しい流れの中で、部長言われましたが、従来この僻地の医療奨学金、昨年たしか枠を設けておったと思いますが、これは奨学金出しても、3名受験して1名しか通らなければ、その1名の人にしか僻地医療が適用できない。受験ですので、そういう結果になるわけですが。だから、その辺をより、今5万円でございますが、金の大小じゃないかもしれませんが、やはり先ほど部長が言われたように、医師会と日赤と益田市、これがやはり一体になってやるというのなら、奨学金の制度をお互いが拠出して、ある程度の基金を持って、それで、やはりいま一度呼びかけを強くしようと。看護師についても学校推薦で今やっておりますが、益田市の推薦をつけるとか、いろんな形で確保しながら、そして、就職先は本人の意思を縛るわけにはいきませんが、入学するときに、やはり向こう何年間、益田市で研修を受けたんだから、益田市で実践をしてくれというような話もしながらやっていかなきゃいけないんじゃないかと思っておりますが、そういう感じをしておりますが、いかがなもんでございましょうか。 ○議長(植木勇君) 石本福祉環境部長。 ◎福祉環境部長(石本建二君) おっしゃるとおりだと思っております。そういった方向で我々も努力してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(植木勇君) 8番 野村良二君。 ◆8番(野村良二君) 208ページ、公害対策で、18年度は地球温暖化対策ということで180万円上がって、補正で削られております。地球温暖化対策については一般質問のときにもありましたように、今後各自治体でも大切な事業じゃないかと思いますけれども、ずっと見たところでどこにも入ってないんですけれども、この対策というのは全然考えておられないんでしょうか。例えば啓蒙とか、いろいろなことをしなければいけないんだろうと思いますけれども、どこかに入っておるんでしょうか。 ○議長(植木勇君) 下瀬環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(下瀬俊明君) 御指摘のとおり、18年度につきましては、策定の関係で予算がありました。19年度はございませんが、これは一般質問のところでもお話ししましたように、18年度で計画策定、それに基づいて、19年度で事業所としての市役所の計画に基づいて、市の方で努力をしてみると。どの程度できるのかということを実際にやってみるということが、19年度の主要な事業になっていくと思います。それから、それをもとにして今後地域に広げていく考え方といいますか、そういったものも出していかないといけないということで、県の計画にありますように、将来的には地域計画というところまで進んでいくということになります。少しスピードが遅いということもあろうかと思いますが、一つ一つやっていく以外、これはありませんので、積み重ねということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(植木勇君) 11番 木原元和君。 ◆11番(木原元和君) 一つお聞きします。210ページのじんかい収集運搬委託料ですか、これが400万円減額になっておるんですけれども、過積載があったと言っとるのを聞いたんですけれども、この委託料の安値の委託受注というか、そういうのが過積載につながっているとはお考えになりませんでしょうか。 ○議長(植木勇君) 下瀬環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(下瀬俊明君) 私どもの方で発注に当たりましては仕様書をつくっておりますが、両方の面から検討する必要があるだろうということで、松江市を発信源として報道されたわけですが、まず理論的にどうなのかと。それと、実態としてはどうなのかということを調べてみました。 理論上、うちの方でやりますと、規定の台数でいくと、時間数でいくと、その積載量の中でおさまるということがわかっております。それから、実態もやはり調べてみる必要があるということで、調べた結果が先日報道された内容でございます。この辺について見ますと、やはりうちの仕様書とは少し違った内容になっていたということがわかってまいりました。 そういうことで、一部の新聞には出ておりますけれども、やはり指導もしていく必要があるだろうというふうに思っています。 ○議長(植木勇君) 11番 木原元和君。 ◆11番(木原元和君) 去年ですか、軽油ですかね、物すごい値上がりをしまして、リッター30円ぐらい値上がりをして、この収集運搬というのは基本的には車代、燃料代、人件費というのが主なものですよね。それと、細々言えばタイヤ代とかありますけれども、主なのは、燃料代、人件費が主なものだと思います。契約をしたときから燃料が2割以上上がって、その部分というのはすべて業者が背負い込むと。だから、委託料を増額してくれということはないわけだろうと思いますので、そのあたりで、要するにもうけの幅が狭いから、そういうことが起きたんじゃないかなということはどうなんだろうかと思います。そりゃ、1円、2円の値上がりというのは多々、上下というのはありますですけど、去年みたいに30円以上どんと値上がりをしますと、もう燃料を使って走るわけですから、この委託料を最初に決めたから、もうあなた、これでやるというのが条件なんですけれども、やはりその辺で、そのもうけの幅が薄くて委託されておられるというのが、もう仕方ない、過積載に走るというようなことになっていくんじゃないかなと非常に危惧するんですけれども、やはりその業者の方が過積載をしてでも走らなければいけないという状況は、この委託料と無関係ではないのではないかと思っております。 確かに市として指導管理するのはいいんですけれども、その根底にある委託料の安さというか、無理な受注というか、やると本人が言ったから仕方ないと言えばそれまでかもわかりませんけれども、この間も話がありましたが、長い間やっておられた方が、どうですかね、過積載をされたかどうかを追跡調査はされておられないと思いますけれども、やはり過積載の起きた現況というのを、その委託されておられる方と、ただ指導するじゃなくて、少し腹を割ってお話しして、燃料の交渉に対してはどう対応できるものだろうかと、少し何と言いますか、お話をして、幾ら以上上がったら、委託料も少し増額補正を組んででも、その上がった部分は市としても見てあげるというようなことができないものかと思いますけれども、その辺は全く無理ですか。去年みたいにちょっと、今後もそういうような軽油代の乱高下というのは考えられるんですけれども、全く無理ですかね。それとも、土木なんかでも積算の根拠が変われば、多少の増額は見ていただけるんですけれども。 ○議長(植木勇君) 下瀬環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(下瀬俊明君) 私どもが今、日にちが余りたっておりませんので、十分な調査はしておりませんが、今の状況では、仕様書でいけば何とかなるのかなというふうには思っておりますが、契約上特殊な要因ということも考えられますので、その辺はまた話をしてみたらというふうに思っております。 ○議長(植木勇君) 11番 木原元和君。 ◆11番(木原元和君) いいです。終わります。 ○議長(植木勇君) 質疑ありますか。 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) 210ページ、広域事務組合の清掃費の負担金について、確認だけさせていただきます。 これの負担算出基準は、均等割と人口割だけでこの金額が出てくるのでしょう。ではなかったですか、ちょっと確認させていただきます。 ○議長(植木勇君) 下瀬環境衛生課長。 ◎環境衛生課長(下瀬俊明君) これは建設費、それから運営、それと、当然均等割もありますが、処理量によっても変わってまいります。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) この分は割にはっきりしておるんですが、本題は消防費の方でお尋ねをいたします。 ○議長(植木勇君) 質疑ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で衛生費を終わります。 款5労働費について、213ページ、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で労働費を終わります。 この際午後1時まで休憩いたします。              午前11時45分 休憩              午後1時0分 再開 ○議長(植木勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 予算質疑を続けます。 款6農林水産業費について、214ページから226ページまで、質疑はありませんか。 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) 217ページ、良質堆肥製造支援事業ということで、これ、堆肥センターの経営支援と良質堆肥製造支援、堆肥センターのシステム見直しと、こういうふうな中身で1,000万円計上してございますが、このことについてお伺いをいたします。 ○議長(植木勇君) 中島農林水産課長。 ◎農林水産課長(中島浩二君) ただいま御質問がありました良質堆肥製造支援事業で1,000万円上げておりますが、内容につきましては先般等の議会なんかでも話がございましたように、堆肥センターの1次発酵槽が耐用年数が来とるという過程の中で、これを更新するには非常に財源的にも厳しい状況であるといった中で、土づくり協議会の中で、その辺の検討委員会を立ち上げた中で方向性を出しております。そうした中で、今回1,000万円の内容につきましては、製造ラインの増設ということの中で、畜産農家のふん尿の全量処理を図りながら堆肥センターの経営安定を図るということで、今、1次発酵槽へも入れてはおりますけど、2次発酵槽へ入れる、そういった増設ラインのホッパーといいますか、堆肥を入れるホッパーですが、そうしたそのホッパーを増設するというような内容のことでございます。 以上です。 ○議長(植木勇君) 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) これによって、今までは設備の関係で非常に稼働率が50%までなかなかいかない、いろいろな諸問題があるわけです。12月議会に私が質問をさせていただきまして、この耐用年数、あるいは、良質な堆肥をつくることに今後見直すという御答弁があったわけですが、これによりまして、どれぐらいの稼働率というものがアップの目標のために、今回の予算措置でしょうか。 ○議長(植木勇君) 中島農林水産課長。 ◎農林水産課長(中島浩二君) 稼働率のアップというよりも、現在堆肥センターで畜産農家のふん尿を処理しておりますけど、そうした1次発酵槽へ多大な量で負荷させていくと、また機械の故障というようなこともありますので、そうしたことを極力少なくするために2次製造ラインの方へ、ホッパーというものを増設した中で全量処理をするということで、稼働率がというよりも、全量処理を前提に利用を考えてのことでございます。 ○議長(植木勇君) 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) 私はそんなにお金をかけなくてもいい方法があるのではないかというふうに申し上げた経緯があるわけですが、それについては研究をなさいましたでしょうか。 ○議長(植木勇君) 中島農林水産課長。 ◎農林水産課長(中島浩二君) 当初はラインの新たな構造ということの中で、大きな堆肥舎といいますか、切り返しを建てようというような話も出ておりましたけども、それに伴う土地の取得等、建物に対しても膨大な予算が伴うということの中で、検討委員会の中で協議をしていただいて、結果的に今の厳しい状況の中で、最少経費の中で最大限のものができるものを考えたものがこの今回の増設ということで、2次発酵槽からへの投入という格好の中で、予算を最少といいますか、1,000万円の事業費の中で掲げたというような状況でございます。 ○議長(植木勇君) 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) こういう厳しい状況の中で、やはり良質の堆肥を生産するということは、やはり企業的感覚をもってして、この1,000万円の投資が確実に実を結ぶように要望しておきます。 以上です。 ○議長(植木勇君) 28番 草野和馬君。 ◆28番(草野和馬君) 216ページ、一番下の県野菜価格安定基金協会負担金4,000円。金額的には少ないんですけども、対象野菜は何でしょうか。 ○議長(植木勇君) 中島農林水産課長。 ◎農林水産課長(中島浩二君) 対象品目はタマネギとトマトでございます。 ○議長(植木勇君) 28番 草野和馬君。 ◆28番(草野和馬君) 初めてその対策品目を知ったわけですけども、余り皆さん知らないと思うんですけども、こうして県の対策協議会を持って負担金をしているということは、そういった協議会の方に課長なり、だれかが顔をのぞかせて協議するわけですけれども、県全体のやはり振興作物という形の位置づけで、この安定化基金というのを協会がつくってしているわけですけども、やはりその全体の振興ですね。それに対して益田市もトマトとタマネギを振興しているかということになると、トマトの方はかなり伸びとると思うんですけども、タマネギがなかなか目に見えていないなという形を思うわけですけども、県の中のそういった協議の中で、やはり全体の県の調整もとりながらしなければいけないわけですけども、そういったやはり再度意識改革をして、やはり島根県の農産物というものを量をふやすという形の中から一つずつ農業振興が生まれてくるわけですから、ぜひとも出られた折にはしっかり論議をしていただいて、振興になるような形をお願いしていただきたいと思いますけども、御返事をお願いしておきたいと思いますけども、課長の方に。 ○議長(植木勇君) 中島農林水産課長。 ◎農林水産課長(中島浩二君) JA等との協議でこうした負担をしておるわけですけど、JAと一体的にその辺の振興を図ってまいりたいと思います。 ○議長(植木勇君) 37番 右田 明君。 ◆37番(右田明君) 1点、214ページで農業担い手育成対策事業費、それに関連する部分でございますが、昨年、たしか6月に農政改革の関連法案が国会で成立して、それによって従来の農家の助成制度というのが変わってまいりまして、その辺で、要するに品目横断的経営安定対策、そういう形のものが出てきたわけでございます。そういう中で、本当にこの大型農家と申しますか、そういう認定農家の認定におけるその条件というものが大型化される。例えば東北圏では4ヘクタール以上でございますか、北海道が10ヘクタール以上というような、そういう形の認定条件が出てきた。そうすると、この益田市では非常にそういう農家の対象というのはごく限られた状態になる。それと同時に、もう1点は、そういう状況でありますが、それと同時に今度は集落営農という、例えばそこに当てはまらない小さい農家という言い方は悪いかもしれませんが、小規模の規模の場合には、ある程度大きいところを中心にして集落営農でもって、その従来の助成を確保していくという方法もあるわけですが、実質、現況では益田市の状況というのは、できれば認定農家、今の国の基準の認定農家が何件あるのか、そして、集落営農がどのような状況であって、そして、なおかつ小規模の農家で、耕作地と申しますか、そういうものを放棄せざるを得なくなったような農家がどれぐらいあるのか、そのような現状をまずお聞かせ願いたいと思います。 もし資料がないようでしたら、私、予算特別委員会には出ませんが、予算特別の方に資料を出してください。急なことでなかなか的確な数字がとらえられないというんなら、そのようにお願いしておきますが、答えられますか。 ○議長(植木勇君) 中島農林水産課長。 ◎農林水産課長(中島浩二君) 大変申しわけございません。資料がちょっと手元にはないので、後日にしていただきたいと思います。済みません。 ○議長(植木勇君) 37番 右田 明君。 ◆37番(右田明君) 一番心配するのは農家の戸数が減ってくるということも心配でございますし、また、中山間地の農地が荒れていくという。今回は限界集落の話もございましたが、一つの政策によって、それに輪をかけて拍車となって進んでいくというような危惧もされるわけでございます。そういう中で、やはりこの農業政策というのは、一方では国際化しておる。一方では、この日本の農業のあり方を問われておる。そうして、地方の中山間地域の自然環境と申しますか、国土の保全を担っておる。非常に難しい視点に立たされておるわけでございますが、やはりこの益田市に我々が生活をし、ともに暮らす以上は、やはり1人でも多くそういう業が成り立つと申しますか、そういうことを考えていかなきゃいけないと私は思っておりますし、それが行政の仕事ではないかと思っておりますが、市長、そういう今の観点に立ちますと、どういう今、感想でございますか、この農業政策について。 ○議長(植木勇君) 牛尾市長。 ◎市長(牛尾郁夫君) 今、右田議員がおっしゃったとおりのことであろうというふうに思っております。国の対象となる規模の大きい農家の育成なり、支援ということもございますし、また、国の対象外となる、その小規模な営農に対する支援、また、全体として農地の保全、環境対策と、こういったものを総合的な取り組みということで、国、県の事業と相まって対応をしていかなくちゃいけないというふうに思っております。 ○議長(植木勇君) 37番 右田 明君。 ◆37番(右田明君) じゃあ、これで終わりますが、本当にこの農業政策一つとっても、この地域が将来的にどのような形になるか、非常に節目の政策が求められておると思いますので、本腰を入れてしっかりと取り組んでいただきたいと私は思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(植木勇君) 23番 安達幾夫君。 ◆23番(安達幾夫君) 214ページの農業担い手育成事業、育成の分ですが、昨年の予算より倍額にふえていると思っております。新規就農者の経営安定の支援ということですが、今年度において新規就農者がどのぐらいおられ、また、来年度はどのような状況を想定されて、こういった予算が組まれているのかということをお尋ねいたします。 ○議長(植木勇君) 川原農業担い手支援センター室長。 ◎農業担い手支援センター室長(川原敏之君) 失礼いたします。ただいまの御質問についてお答えいたします。 まず、平成18年度の新規就農者の方につきましては、御自分が農業経営主として就農される方はお1人でございます。それから、この新規就農の場合は、農業法人等に雇用される方も新規就農者として加算しておりますけども、これについては現在調査中でございます。なお、平成19年度の予算上に想定しております新規就農者の方は、19年度に就農するという方ではなくて、就農後5年以内に就農施設を整備される方を想定して、これは今お2人の方を想定しております。それ以外に農業外企業の方が農業参入される、こうした整備事業についても、この予算の中に含んでおります。 以上でございます。 ○議長(植木勇君) 23番 安達幾夫君。 ◆23番(安達幾夫君) 対象の人はよそから来られたんですか、市内の方で新規に就農につかれたのか、その辺のところですね、まずそこを聞きましょう。 ○議長(植木勇君) 川原農業担い手支援センター室長。 ◎農業担い手支援センター室長(川原敏之君) 個人の方につきましては、従来から益田市で営農されている方お2人を想定しております。 ○議長(植木勇君) 23番 安達幾夫君。 ◆23番(安達幾夫君) 予算が昨年度が約1,000万円、1人の方と、それから、雇用対象の方を含めてそれだけの金額になっていると思いますが、対象者、これは1人当たりのものなんですか、それ以外の雇用の部分も、前年度というか、18年度はあったわけでしょうか。
    ○議長(植木勇君) 川原農業担い手支援センター室長。 ◎農業担い手支援センター室長(川原敏之君) 詳しい内訳を申しますと、個人で農業をされている方につきましては、19年度はお2人を想定し、18年度はお1人、それから、農業外の企業の方が農業参入をされる際に県の方から助成が出る制度がございますけども、これについては、平成19年度につきましては今、4企業を想定しております。それらの総額になっております。 ○議長(植木勇君) 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で農林水産業費を終わります。 款7商工費について、226ページから232ページまで、質疑はありませんか。 8番 野村良二君。 ◆8番(野村良二君) 228ページ、企業誘致じゃなかった、その上の段に、昨年は商工振興費ですかね、昨年は県信用保証協会貸付金というのがかなりの額で出とったんですけども、ことしはないですが、問題ないんですかね。 それと、229ページ、観光費で、これも18年度には特産品の創出事業費というのがあったと思うんですが、ことしはないということは、特産品の創出に余り力を入れないかなというような気がするんですが、その点で説明があればお願いします。 ○議長(植木勇君) 斎藤美都総合支所経済課長。 ◎美都総合支所経済課長(斎藤清一君) 特産品創出事業、19年度はないがということについてのお答えを申し上げます。 昨年はああしてやりましたけども、19年度については、差し迫った課題として1年間間を置こうということでおりますので、ことしについては取り組まないということにしております。ただ、そうは言っても特産品を全くしないということではありませんので、予算的には計上していないということでございます。 ○議長(植木勇君) 堀江商工振興課長。 ◎商工振興課長(堀江勝幸君) 県信用保証協会貸付金、18年度はありましたけれども、19年度におきましては、県小規模企業育成資金貸付金という名称で今計上しております。 ○議長(植木勇君) 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) 229ページ。新しく観光開発アドバイザー事業といたしまして、200万円が計上されておりまして、観光分野の専門家等により観光施設の立案、指導、観光資源の見直し、観光商品の開発、観光関連組織の強化というふうに大変たくさんの課題の中で200万円なんですが、これは何名でされるのか。これが私、200万円でどういうことができるのかなと。19年度牛尾市長の方針の中にも、観光の振興についてはかなり力を入れてやるというふうに所信表明がございましたですが、この新しい分野での取り組みについてお聞きしたいと思います。 ○議長(植木勇君) 矢冨交通観光課長。 ◎交通観光課長(矢冨晃三君) この観光開発アドバイザー事業でございます。一般質問にも回答を部長の方からしておりますけれども、ことしの1月から、県からアドバイザーを派遣されておりまして、今、先ほどの内容について検討が進められておりまして、それを引き続き19年度も行おうということでございまして、人員の配置につきましては、その辺で今後委託料のような形で検討してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(植木勇君) 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) 最近、町中で木製のしゃれた観光案内板がところどころできておりまして、非常に小さいんですが、よく目につくようになりまして、大変益田の入り込み客に対して、そういうきめ細かな観光の案内板というのがどんどんできてくるというのは非常に心強い、また、目にして期待をするわけでございますが、このアドバイザーについてはいろいろ、いろんな方々がやはり益田市内にも有能な方がいらっしゃいますので、その経費云々ではないんですけれども、各いろんな方面の方のアドバイスをいただけるような、そういう事業に発展をさせていっていただきたいなという思いがいたしますので、よろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(植木勇君) 島田商工観光部長。 ◎商工観光部長(島田修君) 観光開発アドバイザー事業につきましては、先ほど課長が申し上げましたですけれども、これまで島根県の観光トップブランド創出事業で3年間、観光に関係する事業を実施してきました。そういうことを踏まえまして、これから将来に向けて観光開発をどうするかという課題があるわけでございまして、単に観光で外から来ていただくということだけではなくて、新しくその特産品の開発とか、あるいは組織強化ということで、観光協会がああして駅前のビルEAGAの1階に移っておりますけども、こういった観光協会との連携なども含めて、総合的に外から益田を見ていただけるような方、あるいは、益田の内部のいろんな資源をよく知っていただいておられる方にそういう形の役割をしていただきながら、今後の観光振興につなげていきたいというようなことで位置づけをしながら、事業を進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(植木勇君) 37番 右田 明君。 ◆37番(右田明君) 228ページできのこハウス緊急支援資金貸付金、これは9,300万円。これは前年度分の借りかえの形になるんじゃないかと思いますが、そういうことでよろしゅうございますか。 ○議長(植木勇君) 田中企業誘致課長。 ◎企業誘致課長(田中康博君) おっしゃるとおり、今年度の借りかえ分の金額でございます。 ○議長(植木勇君) 37番 右田 明君。 ◆37番(右田明君) この件につきましては、市長がその施設を買い取る、そういう方向性で進むんだと明言されております。そういう中で一番心配なのは現況、キャッシュフローといいますか、金が回るのかなと。本当に経営が今どういう状況かなと。幾ら買い取ると言ったって、経営が続いていっておかなければ、途中で経営が成り立たなくなると、すぐさま金融機関と市が結んでおります損失補償の契約がございましたね、3億5,000万円。これがまたすぐ市にかかってくるというようなことも考えられるのではないかと思っておりますが、その辺はどのように解釈されておられますか。 ○議長(植木勇君) 牛尾市長。 ◎市長(牛尾郁夫君) 先般来御説明をさせていただいておりますように、新たな取り組みに転換していきたいということで、今、関係方面と鋭意協議をいたしております。ただ、この協議に余り手間取りますと、そこに至るまでに、今の会社が万一立ち行かなくなるということになりますと、いろいろやっていることが全くむだになってしまいます。そうならないように、現在の検討をさらにスピードアップしてやっていきたいと思っておりますし、そのあたりの検討の状況を十分会社側と連絡をよくしながら、そして進めていきたいと。一方、そういう検討を急ぎやっていく間、会社においてもしっかりと頑張ってやっていただきたいと、こういうふうに思っております。そのあたりの具体の取り組みにつきましては、よくよく連絡をしながらやってまいるということでおります。 ○議長(植木勇君) 37番 右田 明君。 ◆37番(右田明君) だから、その会社の資産なり、その評価を鑑定する場合の、補正で出るんかもしれませんが、ここでは金額出ておりませんが、それは補正として、鑑定の予算は補正で対応するわけですか。 ○議長(植木勇君) 牛尾市長。 ◎市長(牛尾郁夫君) 不動産鑑定の予算につきましては3月補正という形で、また御審議をいただきたいと思っております。 ○議長(植木勇君) 37番 右田 明君。 ◆37番(右田明君) そうしますと、それを急ぐということで、いつまでにということも急ぐということで、そういう姿勢であるということで理解はいたしますが、やはり、よくあることですが、会社がなかなか経営がうまくいかなくなった場合のいろんな立て直し策としては、資本投下か、よそに買ってもらうか、買う側は金を出すだけでは意味がないんで、その資産がどれぐらいの価値があるのか、それを今、実質やっとると思うんですよ。だから、そうしますと、それは益田市の資産になると。その辺のことを踏まえて市長は施設買い取りという姿勢を出されたんでしょうが、その辺で会社側とも十分話し合いながら、やはりそこに働いておる障害者の職場ということもございますんで、基本的にはそういうとこに足を置いて今まで来たわけでございますので、過去いろいろ言ってもしようがないような状況ではございますが、そういう反省の上に立って、やっぱり、何とかこれを運営していくんだという市長のあらわれが施設買い取りになったのではないかと思っておりますが、その辺のことで議会の方にやはりしっかりと説明を私はしてほしいなと思っております。細かいようなことでもしっかりと、今の評価の問題は一つの大きな問題でございますので、その辺をしっかり説明していただきたいなと思っております。よろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(植木勇君) 牛尾市長。 ◎市長(牛尾郁夫君) 先般も、障害者で働いている方の保護者の有志という形でございますけれども、会社の方と一緒に来られまして、何とかこの事業は存続をさせてもらいたいという大変強い御要望をいただいております。それにおこたえをするという意味でも、この事業の存続に全力を挙げてまいりたいというふうに思っておりますが、今のさまざまな取り組みにつきましては、今、右田議員から御指摘のありましたように、議会と十分連携を図りながら、いろんな状況につきましては御報告、御説明もしながら進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(植木勇君) 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で商工費を終わります。 款8土木費について、232ページから248ページまで、質疑はありませんか。 11番 木原元和君。 ◆11番(木原元和君) 1点お聞きします。 236ページの橋梁維持費が廃止科目になったんですけれども、市内には維持管理していかなければならない老朽化した橋梁もあるのではないかと思うんですけれども、廃止科目になって、ここ予算がゼロということなんですけど、その辺はどのように対応していくおつもりでしょうか。 ○議長(植木勇君) 下瀬土木課長。 ◎土木課長(下瀬茂美君) この橋梁維持補修費につきましては、平成19年度から道路維持補修費の方へ組み込むということで行っております。 ○議長(植木勇君) 31番 長谷川 昇君。 ◆31番(長谷川昇君) 土木費の234ページ、水力発電の施設周辺地域の事業費の内訳がちょっとわかればお願いいたします。 ○議長(植木勇君) 石田機動管理課長。 ◎機動管理課長(石田佳夫君) この水力発電施設周辺地域整備事業費でございますが、益田地区と匹見地区の方で、床版工事並びに側溝の改修工事を予定しております。 ○議長(植木勇君) 31番 長谷川 昇君。 ◆31番(長谷川昇君) 場所はわからんですか。 ○議長(植木勇君) 石田機動管理課長。 ◎機動管理課長(石田佳夫君) 益田地区につきましては神田、それから匹見については澄川の方で予定しております。 ○議長(植木勇君) 質疑はありませんか。 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) 244ページ。これ、公園維持費の中で匹見中央公園維持管理費というのが1,843万5,000円。これ、新たに運動公園から変わっていると思いますが、これはどこが引き受けられますか。株式会社ひきみが受けられるわけでしょうか。 ○議長(植木勇君) 斎藤匹見総合支所建設課長。 ◎匹見総合支所建設課長(斎藤幸士君) 匹見中央公園の指定管理につきましては、株式会社ひきみの方が受託されることになっております。 ○議長(植木勇君) 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で土木費を終わります。 款9消防費について、248ページから250ページまで、質疑はありませんか。 11番 木原元和君。 ◆11番(木原元和君) 3点になりますか、お聞かせ願いたいと思います。 常備消防が6,900万円ぐらい減額になっておるんですけれども、これの減額理由と、それと団長交際費なんですけれども、2万4,000円なんですよね。これが、754名の団員を束ねる団長の交際費としてはいかにも少額ではないか、かなり団長さん、手出しをしておられるかなという気もするんですけれども、これで足りるのかなということに対してどう思っておられるかということと、分団活動費等補助金が半額ぐらいに減額になっております、この減額理由。 それと、大きくことしは8月に県大会が益田市で行われるんですけれども、となると、それに対する団員の出動、常備消防の方々の出動、会場設営なり、当日の案内等、団員の出動もかなり多くなるかと思うんですけれども、その割に常備消防、非常備消防とも減額になっとるというのは少しおかしいのではないかと思うんですけれども、それでしっかりした大会運営ですよね、かなりの方が益田市に来られます。去年僕は雲南市に行ったんですけれども、町村合併で少し出動団も減ったんですけれども、それでもかなりの大きい大会で、観客の方から言うと物すごい方が、何千人ですね、もう1,000人以上の方、1,000人、2,000人という単位で来られるんですけれども、その辺でしっかりした大会運営ができるかどうか。その予算措置がなされているかどうかをお聞きします。 ○議長(植木勇君) 原田消防長。 ◎消防長(原田博君) お答えします。 一番初めの常備消防費の減額というところでございますけども、この負担金につきましては、昨年度におきましては高規格救急車、あるいは、美都町の防災センター等々に係る分の最終的な負担額が決定しましたので、それを見ながらこういう形をとっております。 相対的には減額の方向にはなってきておりますけども、主な理由の中でありました3番目の分団それぞれの運営補助金、あるいは県の操法大会等につきましては、雲南市の昨年の大会を参考にしながら、今回益田市の大会ということで予算措置をしたとこですけども、総枠の中で、団員のそれぞれの出動等につきましては若干の減額を見ておるところでございます。 2番目の方、団長交際費でございますけども、これにつきましても、従来団長さんには大変お世話になっておるところでございますけども、他の交際費等を見ながら減額に至ったところでございます。 以上でございます。 ○議長(植木勇君) 11番 木原元和君。 ◆11番(木原元和君) 厳しい財政の中で県の大会を受けるというのですけれども、出る金も多いでしょうけれども、かなり島根県内の方から益田市にたくさんの方が入ってきて、宿泊される、食事はほとんど市内からとられると思いますね、浜田の方からとったりはしませんので、ほとんどまず益田市内に泊まって、泊まり切れない方が周辺に流れていく。まず、益田市内はいっぱいになるんじゃないかと思います。ですから、そういうふうなほかの入ってくるお金もあるので、しっかりした大会運営をして、益田市を島根県にPRするいい機会だと思いますので、来た方が大会に参加して気持ちよく帰っていただけるように、予算的に足らないところがあれば、やはり補正対応してでも、しっかりした大会運営をしていただきたいと思います。そこのところはよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(植木勇君) 以上で消防費を終わります。 款10教育費について、251ページから270ページまで、質疑はありませんか。 22番 寺戸 宏君。 ◆22番(寺戸宏君) 261ページ、益田氏城館跡整備事業費で、従前からこのことについては理解をしておりますし、それから、国合併債、県補助等々の金額だろうと思いますが、泉光寺さんの移転にかかわる経費がほとんどであろうというふうに思います。この本丸が移転いたしますと、あと個人の家屋の移転のことで、地域住民の方から実はいろいろお問い合わせがございまして、一体事業計画がどのように進展をして、我々の住居移転等にかかわる時期がいつごろ、目鼻が全く立たないと。それで、中じゃあ家庭の事情がいろいろあって、水洗トイレにもしたいんじゃが、まずできんというような生活をしておられる中で、非常に困っておられる方がおられるんですね。何かこの泉光寺さんの大きい規模の移転が終わった後、どのような推移で、一遍にその予算がつきゃいいんでしょうが、そうもいかんでしょうから、徐々にであったにしても、移転がいつごろから個人の住宅について、大体どういう形でできるというような目鼻がつくようなことがあれば、住んでおっても、まあ何年先じゃけえという思いを持って頑張れるというんですが、指定の枠でくくったままで、いつになるやらわからずに、家屋の改修等、補修等もできぬまま待機して待っておる状況、非常に大変だという意見があるんですが、そこらあたりの見通しは担当課長としても難しいかもしれません、文化庁の言い分もありましょうし、そいじゃが一定の目鼻が立つような形で地元の皆さん方にもおおよその、期待を持っておられますので、方向性が見出すようなことを講じていただければというふうに思いますが、感触的なものでもいいと思いますが、いかがでございますかね。 ○議長(植木勇君) 安達文化振興課長。 ◎文化振興課長(安達正美君) それでは、お答えをさせていただきます。 益田氏城館跡の三宅御土居跡につきましては、昨年来より公有地化を進めております。その主な公有地化の部分でございますけども、先ほど議員さんが言われましたように、中心部にありますお寺の移転を先行させて、実施をさせていただいております。このお寺の移転につきましては、大変規模的にも大きい規模のお寺でありますことから、平成20年ぐらいをめどに移転をお願いしたいというような考えで、今現在取り組んでおります。その後に、ああして東土塁、西土塁にお墓がございます。このお墓についても大変数が多くございますので、やはりお寺とお墓というのは一体的なものでございますので、そちらのお墓の方を、お寺の移転が終わりましたら、お墓の方を何とか計画させていただきたいということの中で、お寺の移転後につきましては、学術的な発掘調査を実施しながら全容解明をしていくということになります。その後におきまして、周辺の住宅部分に入られるのではなかろうかというような計画で、今そういう見通しで現在います。 時期的にいつごろからということがこの場ではっきり申し上げられませんので大変申しわけないんですが、そういうような大変金額的にも大きい金額での事業でございますので、その辺御了承をお願いしたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(植木勇君) 22番 寺戸 宏君。 ◆22番(寺戸宏君) 地元は大変強力的に協力をして、網かけまでしてある。その中で家庭の状況がいろいろありまして、何とか目鼻がつかんだろうかという思い、やっぱりそのことを今から一定の方向性を見出すような形で出してあげないと、生殺しのようなことでいつまでも放置はできないというふうにも思いますので、その辺一つ十二分な御理解をいただきたいと思います。 それから、もう一つは263ページの人権啓発活動事業費。これ、いのち・愛・人権展のことかなというふうに思いますが、そこで今熱心に取り組まれておられると思いますが、これが時期をいつごろされるのか、人権週間のときにされる予定なのか、夏休みにやられるというような予定なのか。 それと、中高生に対する働きかけ。特に教育長さんにお願いしたいのは、中学校の生徒に動員体制ができ得れば、これ3年に一遍のことでございますので、ぜひとも手づくりでみんなでつくっていく展覧会を、中学校の生徒たちが見に行けるような土壌を今ごろから校長会等に諮っていただいて、何とか見せられる、肌で触れる啓発を実践していただきたい。いかがでございましょうか。 ○議長(植木勇君) 中島人権センター館長。 ◎人権センター館長(中島五十鈴君) 今、寺戸議員さんがおっしゃいましたように、3年に1回のいのち・愛・人権展に計上しました金額でございます。これは法務省の受託事業でございまして、県が一応受託しまして、ネットワーク会議ですかで、各市町村におろされるものです。一応10分の10で100万円がついておりますが、これ、いのち・愛・人権展、3年に1回でございますけども、12月4日から10日までの人権週間に行う予定でおります。ですが、ちょっと実行委員会を発足させまして、その中で話をしながら、1週間実行するのか、それとも土日をかけてやるのかということは、また検討課題になっております。 以上です。 ○議長(植木勇君) 陶山教育長。 ◎教育長(陶山勝君) 小・中学校の子供たちへの参加についてですけども、これまでもそういう取り組みをしてきておりますので、開催中に各小・中学校の子供たちが参加できるような体制を校長会とも協議していきたいというふうに思います。 ○議長(植木勇君) 8番 野村良二君。 ◆8番(野村良二君) 265ページ、公民館費の中で工事請負費が100万円あるんですね。去年は公民館の整備事業費というのがあって、5館ぐらいしたんですけれども、そういう説明書きもしてありませんけれども、この工事請負費というのは何なのでしょうか。 ○議長(植木勇君) 領家市民学習センター長。 ◎市民学習センター長(領家哲也君) この工事請負費につきましては、東仙道公民館でございますが、東仙道地区に農業集落排水の終末工事を、建設工事を行っておりましたが、これが完了しますので、これのつなぎ込み工事を計画いたしているところでございます。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) 学校給食についてお尋ねをいたします。 2月のある日に近所の中学生がやってまいりまして、おっちゃん、僕ら物すごい損じゃ。どうした。楽しみにしておったなべ給食が中学校なくなったと。益田市内の方は御存じないでしょうけども、美都町時代から年に一遍、小・中学校全校なべ給食をしておったんですよ。カセットこんろで6人一つずつぐらい。これ非常に好評で、毎年やっとったんです。それで道川小学校も始めたんです。児童・生徒は非常に楽しみにしておったんですが、中学はことしなかったんです。ほかの小学校4校は全部実施したんですけどね。中学校でなかった理由を聞きますと、中学校の方からこのなべ給食はやめてくれと。何でか。生徒に平等に行き渡らない。この理由で学校側から申し入れがあって、それで廃止したんですよ。教育長、ことしの教育方針にもちゃんとありますよね、学校給食については。児童・生徒が楽しく学び、望ましい食習慣を身につけると。今の実態聞いて、どう思われますか。 ○議長(植木勇君) 陶山教育長。 ◎教育長(陶山勝君) そのことを先日私も知りまして、それはどういうことかということで、きちっと指導をするようにという指示をしたところです。 給食習慣を、物を食べるのに、確かに中学校での学校給食も指導が大変難しいところがあるのは事実です。というのは、子供たちにその食事のマナー等を指導していくのに、学校では苦労しているということもあります。そういうことで、恐らくその辺のところを学校側が話したのかなという推測はするんですけども、指導することと、なべ給食ならなべ給食のその意味を考える、食事を、それを食べるということとは、またこれは別の問題だというふうに私は思います。だから、マナー指導はマナー指導としてやらなければいけないし、そうやってせっかくそのなべ給食という特色のある給食の、何と言いますかね、そういうおかずのセットができているということもあるわけですから、その意味を子供たちがしっかり受けとめて食事ができないといけないというふうなことを思っておりますので、そういうことでちゃんと指導するようにという話をしたところであります。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) ついでですから申し上げておきますけども、昨年、自殺予告がございましたね、自殺予告。各学校が対応しまして、事件当時まで随分徹夜もされて対応されましたけども。結局ふだんの先生方の行動、特に子供に対する言葉のいじめですね。これ現実にあるんですよ。だから、自殺予告があってから、指定日までの学校側の対応が、先生方の対応が豹変したんですよ。だから、今度逆に生徒がやゆするんですよ。ということは、いかに日ごろ人の心を痛めつけるような、痛みを伴うような発言をしとるかということもあるんですよ。だから、今の給食のことも含めまして、教員とはどうあるべきだと。これの中にちゃんと載っています。一層徹底していただきたいと要望して終わります。 ○議長(植木勇君) 質疑はありませんか。 21番 河野 裕君。 ◆21番(河野裕君) ちょっと264ページの上黒谷集会所管理運営費40万円というのがあるんですけど、集会所ちゅうのはそれぞれの集落にあるわけですが、これは何か特別な要素があるんでございましょうか。 ○議長(植木勇君) 中島人権センター館長。 ◎人権センター館長(中島五十鈴君) この集会所につきましては教育集会所でございます。同和地区にございます教育集会所と位置づけております。それで、そこで講座とか講演、習い事とかを設けて、集会をしております。啓発のためにも使用しております。そういった集会所でございます。 ○議長(植木勇君) 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で教育費を終わります。 款11災害復旧費について、270ページから272ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で災害復旧費を終わります。 この際10分間休憩いたします。              午後2時0分 休憩              午後2時10分 再開 ○議長(植木勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 予算質疑を続けます。 款12公債費について、272ページから274ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で公債費を終わります。 款13予備費について、275ページ、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で予備費を終わります。 これにて歳出の質疑を終わります。 歳入については一括して行います。 124ページから167ページまで、質疑はありませんか。 18番 石田米治君。 ◆18番(石田米治君) 152ページ、財産貸付収入ですが、土地貸付収入並びに建物貸付収入、この内訳を予算委員会の方へお願いしたいと思います。 ○議長(植木勇君) 田中財政課長。 ◎財政課長(田中敦君) はい、了解いたしました。 ○議長(植木勇君) 18番 石田米治君。 ◆18番(石田米治君) これ、予算委員会でお聞きしてもいいんですが、ついでですので。 その下に利子及び配当金が、昨年度と比べて459万7,000円ふえております。これは基金並びに預貯金の利息と解釈していいですか。 ○議長(植木勇君) 田中財政課長。 ◎財政課長(田中敦君) そのとおりでございます。基金運用につきまして、昨年度は運用利率を0.1%で積算をいたしておりましたが、19年度におきましては0.3%で積算をいたしております。その差額分が増額となってあらわれております。 以上です。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) 地方交付税についてお尋ねをいたします。 合併を選択するときのあめの部分で、一部分でありましたけども、合併したら、特法で言いますと、1市2町分が向こう10年間、それは減る要素はあっても、ふえる要素はないんでしょうけど、若干は減るでしょうけども、その約束は大体守られとるんでしょうか、どうでしょうか。 ○議長(植木勇君) 田中財政課長。 ◎財政課長(田中敦君) 合併にかかわります交付税のことでございますけれど、合併の特例法では、交付税の積算方法を従来どおりの方法を堅持するということでございまして、額をそのまま保証するものではなかったわけですけれど、実際今の益田市が、合併した益田市ではなく、以前からこういう形の益田市があったものと、現在の合併した益田市との差額ですけれど、これは合併した益田市であるがために6億円程度という、端数がちょっとありますので、6億円程度はふえて措置をされております。その結果が現在の状況でございます。 以上です。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) 両町で6億円ではないんでしょう。旧益田市は、合併時と今と比べれば、今の方が減ってるけども、それをカバーした上に6億円上積みになっとるということでしょう。だから、美都、匹見分は6億円ではなしに、旧益田市が減った部分もカバーしての話でしょう。言うことわかりませんかいね。
    ○議長(植木勇君) 田中財政課長。 ◎財政課長(田中敦君) ですから、今の益田市が、これは合併してできた益田市ですけれど、これが合併してできたのではなくて、従来からこの面積、この人口の益田市があったとすれば、今の交付税よりも6億円少ない交付税しかもらえないということでございます。 以上です。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) 旧両町を合わせても二十四、五億円ぐらいの交付税がありましたよね。それで10年間はそれに近い、もちろん減るのは減るでしょうけども、今、課長言われるように両町合わせて20何億円あったもんが、たった2年ちょっとで6億円ぐらいにしかならんのですか。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) これはここで言われてもなかなか答弁できんようですから、予算委員会でやってください。私は傍聴しておりますので、そこでだれかに聞いていただきますんで、改めて答弁していただいたらと思います。 それで、あわせてですね、交付税もう一つ聞きますけども、人口、数の問題ですね。私どもは合併時の協議の中で思ったのは、やっぱり人口5万のラインのところで交付税の算定が大きく変わってくるんじゃないかと。5万を切ると落ちてくるんじゃないかというように解釈しておりました。この前の一般質問の中でも聞いておりますと、旧益田市だけでは、もう人口5万切ってますね。もし5万のラインが引いてあるんなら、美都、匹見と合併した恩恵が幾らかここへ出てきとるちゅうことなんですが、財政課長、いかがなものでしょう。 ○議長(植木勇君) 田中財政課長。 ◎財政課長(田中敦君) 交付税を算定する過程におきまして、その人口の区分による分かれは、3万人以上10万人未満というところが一つあります。あと、10万人以上幾らか分かれがあって、3万以下幾らか分かれがありますので、5万人で上下という分かれはございません。ただ、いろんな補正係数を積算する過程において、5万人以下のところが非常に交付税が少なくなったと推計される状況が今、起こっているところなんです。ですから、5万人上だから交付税が多い。4万9,999人だから交付税が少ない。そこできちんとした区分はございません。 以上です。 ○議長(植木勇君) 39番 岡藤英作君。 ◆39番(岡藤英作君) もう一遍確認しますけども、5万人のラインが無理に、全く4万9,999人と5万幾らでも変わらんと言われましたが、5万を切るということは、減るということの要素にはならないんですか。やっぱり5万を守ることは大切じゃないんですかということを聞くんですが。 ○議長(植木勇君) 田中財政課長。 ◎財政課長(田中敦君) 交付税の算定におきましては、5万人がある、ないというのは、交付税算定上は大きな差はございません。ほかの、実際市になるためには人口が何万人以上にならなければならないとか、いろいろほかの制度がありますので、そこに5万人という数字が出てくるかもしれませんが、交付税算定だけに限ると、5万人というのは特にないわけです。 ○議長(植木勇君) 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) これにて歳入の質疑を終わります。 以上で、議第2号についての質疑は終わります。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議第2号平成19年度益田市一般会計予算については、各常任委員会から4名の計16名をもって構成する一般会計予算審査特別委員会を設置し、この委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 御異議なしと認めます。 よって本案は16名をもって構成する一般会計予算審査特別委員会を設置し、これに付託することに決しました。 お諮りいたします。 ただいま設置されました一般会計予算審査特別委員会委員は、委員会条例第8条第1項の規定により議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 御異議なしと認め、指名をいたします。 一般会計予算審査特別委員会委員に、2番永見おしえ君、4番林卓雄君、6番福原宗男君、12番寺井良徳君、13番山根哲朗君、17番澁谷勝君、18番石田米治君、20番岡田正隆君、27番佐々木惠二君、29番堀江清一君、34番藤谷一剣君、35番大久保稔君、36番大畑茂三郎君、40番高岡孝美君、41番大石健司君、42番前田士君、以上16名を指名いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2  議第 3号 平成19年度益田市施設貸付事業特別会計予算 △日程第3  議第 4号 平成19年度益田市介護保険特別会計予算 △日程第4  議第 5号 平成19年度益田市国民健康保険事業特別会計予算 △日程第5  議第 6号 平成19年度益田市老人保健特別会計予算 △日程第6  議第 7号 平成19年度益田市飲料水供給施設事業特別会計予算 △日程第7  議第 8号 平成19年度益田市簡易水道事業特別会計予算 △日程第8  議第 9号 平成19年度益田市国営土地改良事業特別会計予算 △日程第9  議第10号 平成19年度益田市市有林事業特別会計予算 △日程第10 議第11号 平成19年度益田市造林受託事業特別会計予算 △日程第11 議第12号 平成19年度益田市匹見財産区特別会計予算 △日程第12 議第13号 平成19年度益田市農業集落排水事業特別会計予算 △日程第13 議第14号 平成19年度益田市公共下水道事業特別会計予算 △日程第14 議第15号 平成19年度益田市益田駅前地区市街地再開発事業特別会計予算 △日程第15 議第16号 平成19年度益田市駐車場事業特別会計予算 △日程第16 議第17号 平成19年度益田市土地区画整理事業特別会計予算 △日程第17 議第18号 平成19年度益田市水道事業会計予算 ○議長(植木勇君) 日程第2、議第3号平成19年度益田市施設貸付事業特別会計予算から日程第17、議第18号平成19年度益田市水道事業会計予算まで、予算議案16件を一括議題といたします。 これより質疑に入ります。 議第3号平成19年度益田市施設貸付事業特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は歳入歳出一括して行います。 305ページから308ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第3号についての質疑を終わります。 議第4号平成19年度益田市介護保険特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は歳入歳出一括して行います。 313ページから338ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第4号についての質疑を終わります。 議第5号平成19年度益田市国民健康保険事業特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は勘定ごとに歳入歳出一括して行います。 まず事業勘定について、351ページから373ページまで、質疑はありませんか。 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) 今議会で国民健康保険税の増額が諮られるわけですが、非常に右肩上がりで医療費が上がっていくわけでありまして、何としてもこのままでいくともう、どんどん保険料、保険税を上げていかなければならない。そこで、何とかこれを抑制することを考えていかなければならないというふうに思うわけでありますが、先般、今月の3月10日に新聞で、国保保険料滞納480万世帯過去最多を更新という見出しで、地方紙では1面に載っとったわけでございますが、そういう国保料の値上げによりまして、滞納がふえていくことが大変懸念をされておるところであります。 そこで、私はこの医療費を抑制する方法があるのではないかということで、2月19日に、これは毎日新聞でございますが、後発医薬品切りかえ6%弱にとどまると、これ厚労省調べ。これが実は載っておりまして、これが御承知のようにジェネリック医薬品ということでございます。仮に、市内の大手の卸売業の支店長にお話をお伺いしますと、将来的には30%がこのジェネリックに移行するであろうと。何としても国は、厚労省はこの薬代を年間6兆円節約したいと、こういう方針で取り組んでおるわけですが、全国この切りかえがなかなか、厚労省も思うようにいかないということで、結果的に昨年の、平成18年4月からですが、結局10月に扱った処方せんを調べたところ、そういう5.7%という結果となったということで、私はこのジェネリック、これは2割から7割安くなるわけですが、大きな理由は特許料が要らなくなるために、製造の薬代が大幅に安くなると、こういうことで、実際的に薬局でこのジェネリックを出されましても、売り上げは減りますけれども、利幅は新薬よりも多く入るということでございまして、これ、お医者様に処方せんをお願いすれば、ジェネリックと処方をしていただけるわけでございまして、益田市内でもそういう医療機関がございます。 そこで、益田市としてこれを仮に10%を目標として、この後発医薬品になるならば、これは大幅に国保の税に還元してくるものではないかというふうに思うわけで、大きな施策ではないかというふうに思いますが、この国保税の値上げを、料金を下げる目的のためにも、この益田市として取り組みをされるかどうか、お伺いをいたします。 ○議長(植木勇君) 寺戸保険課長。 ◎保険課長(寺戸紳児君) お答えいたします。 今、議員さんの方からジェネリック医薬品、後発医薬品のお話がありましたけれども、ああして、益田市の国保の医療費が高騰に伴いまして、平成19年度は保険税の賦課額を、賦課率を上げさせていただいて、保険税額を全体的に増額をさせていただくという処置にいかなくてはならないという現実があるわけでありますけれども、その医療費を少しでも抑制することができるということになれば、もちろんそれが保険税に影響してくるわけでございます。 それで、さきの保険税の賦課率改正の国民健康保険運営協議会のときにでも、その議論をした際に、いわゆる医療費が高いという現実が、本当に被保険者の方々がその現実をやっぱり知っていただき、その認識のもとに少しずつでもその医療費の適正化、あるいは健康づくりが進む、そういうことの対策を講じていくことが必要ではないかということもございました。私どもも、この市の広報で今シリーズ物で、医療費が高くなっていますとか、そういうものを今出しながら、また一方では、ここに私、今持ってきておるんですけれども、医療費は減らせるという、こういうパンフレットがあるんですけれども、今これを使って、これはどういうわけで医療費がふえるか、あるいは、こういうふうなことをすれば医療費が減らされていく、あるいは生活習慣病予防対策という、そういうこともみんなこれに網羅されておるんですけれども、今、これを使って保健センター等で会合があるときに、出前で出ていきまして、この資料を使ってそういう話を被保険者の方々に、全部が全部国保の被保険者とは限りませんけれども、今医療費が益田市はこういう状況になっているというお話をさせてもらっているところであります。この中のページにも、先ほど議員さんが言われましたように、ジェネリック医薬品の記事もここに載っておりまして、その話も今実際にさせてもらっているところであります。 また、それから、このジェネリック医薬品のことの取り扱いについて、私どもも保険者としてどういう取り扱いができるかということで、県の方にも照会をさせていただきました。保険者として、その医療機関とか、薬剤薬局とかへの指導はできませんけれども、被保険者の方々に、この医薬品はこういうことができてこういうものであるという、そういう啓発をしていくことというのは保険者としてもやれますよという回答をいただいておりますので、また、これについてもまた、広報に載せてもいきたいなというふうには考えているところでございます。 ○議長(植木勇君) 5番 大久保五郎君。 ◆5番(大久保五郎君) やはり、まずこの事柄は我々市民、特にこの行政に携わっておる者、益田市の市の職員の皆さん、御家族、また我々議員としても、家族ともどもこのことに率先して取り組むべきときに来ているのではないかというふうに思っておりますし、今の広報、あるいは、いろんな保険事業の折に宣伝をして、少しでもそのことが、保険税が安く抑えられることになるということも、ぜひとも取り組んでいただきたいというふうに要望しておきます。 ○議長(植木勇君) 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 次に美都診療施設勘定について、385ページから388ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 次に匹見澄川診療施設勘定について、393ページから401ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 次に匹見道川診療施設勘定について、406ページから413ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第5号についての質疑を終わります。 議第6号平成19年度益田市老人保健特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は歳入歳出一括して行います。 421ページから427ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第6号についての質疑を終わります。 議第7号平成19年度益田市飲料水供給施設事業特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は歳入歳出一括して行います。 441ページから447ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第7号についての質疑を終わります。 議第8号平成19年度益田市簡易水道事業特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は歳入歳出一括して行います。 461ページから469ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第8号についての質疑を終わります。 議第9号平成19年度益田市国営土地改良事業特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は歳入歳出一括して行います。 483ページから488ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第9号についての質疑を終わります。 議第10号平成19年度益田市市有林事業特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は歳入歳出一括して行います。 493ページから498ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第10号についての質疑を終わります。 議第11号平成19年度益田市造林受託事業特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は歳入歳出一括して行います。 505ページから513ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第11号についての質疑を終わります。 議第12号平成19年度益田市匹見財産区特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は歳入歳出一括して行います。 525ページから529ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第12号についての質疑を終わります。 議第13号平成19年度益田市農業集落排水事業特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は歳入歳出一括して行います。 535ページから543ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第13号についての質疑を終わります。 議第14号平成19年度益田市公共下水道事業特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は歳入歳出一括して行います。 557ページから561ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第14号についての質疑を終わります。 議第15号平成19年度益田市益田駅前地区市街地再開発事業特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は歳入歳出一括して行います。 575ページから580ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第15号についての質疑を終わります。 議第16号平成19年度益田市駐車場事業特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は歳入歳出一括して行います。 587ページから590ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第16号についての質疑を終わります。 議第17号平成19年度益田市土地区画整理事業特別会計予算について、質疑を行います。 質疑は歳入歳出一括して行います。 595ページから603ページまで、質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第17号についての質疑を終わります。 議第18号平成19年度益田市水道事業会計予算について、質疑を行います。 質疑は収入支出一括して行います。 別冊の予算書でお願いいたします。 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木勇君) 以上で、議第18号についての質疑を終わります。 以上をもちまして予算議案16件の質疑を終了いたしました。 ただいま議題となっております議第3号平成19年度益田市施設貸付事業特別会計予算については、総務常任委員会に付託をいたします。 次に、議第4号平成19年度益田市介護保険特別会計予算、議第5号平成19年度益田市国民健康保険事業特別会計予算、議第6号平成19年度益田市老人保健特別会計予算の3件については、文教厚生常任委員会に付託をいたします。 次に、議第7号平成19年度益田市飲料水供給施設事業特別会計予算、議第8号平成19年度益田市簡易水道事業特別会計予算の2件については、建設常任委員会に付託をいたします。 次に、議第9号平成19年度益田市国営土地改良事業特別会計予算、議第10号平成19年度益田市市有林事業特別会計予算、議第11号平成19年度益田市造林受託事業特別会計予算、議第12号平成19年度益田市匹見財産区特別会計予算の4件については、経済常任委員会に付託をいたします。 次に、議第13号平成19年度益田市農業集落排水事業特別会計予算、議第14号平成19年度益田市公共下水道事業特別会計予算の2件については、建設常任委員会に付託をいたします。 議第15号平成19年度益田市益田駅前地区市街地再開発事業特別会計予算については、経済常任委員会に付託いたします。 議第16号平成19年度益田市駐車場事業特別会計予算、議第17号平成19年度益田市土地区画整理事業特別会計予算、議第18号平成19年度益田市水道事業会計予算の3件については、建設常任委員会に付託をいたします。 以上で本日の日程は終了いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(植木勇君) 本日はこれにて散会いたします。 大変御苦労さまでした。 なお、明日14日の会議は会議時間を繰り下げ、午前10時より行います。 御苦労さまでした。              午後2時45分 散会...